ノイジーさと寂寥感を併せ持つ砂漠男の原点
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第37弾!
「CHORE OF ENCHANTMENT」 GIANT SAND
2000年発売
本日紹介するのはアリゾナ州トゥーソンで大人気のバンド(ジャイアント・サンド)です。
バンド名の由来は現在ドゥニ・ビルヌーヴ監督で何度目かのリメイクされて話題の(砂の惑星)に出てくる、砂漠にすむ巨大な砂虫の名前。
そしてこのバンドのリーダーでありフロントマンは、既にnoteで紹介済みのハウ・ゲレブという奇才。
紹介したアルバムはジブシー&フラメンコ系の音でしたが、元々のバンドはビートニクスに影響を受けたオルタナ・カントリーロック。
そして砂漠の側で暮らす影響か、ノイジーと寂寥感が同居するような楽曲群です。
1980年にデビューしてから、各々の時代でメンバーが変わるのですが、現在も活動しています。
今作が12枚目になるのですが、12枚目にして要約日本に入ってきたんです。
その理由は既に紹介済みのCALEXICO(キャレキシコ)というバンドが日本で話題になった事。
このユニットの二人は、元々GIANT SANDに在籍していて、その流れで本家も日本で紹介されたという事です。
因みに私もその流れでGETしました(笑)
キャレキシコの方がマリアッチ色(メキシコ)強いのが特徴。
本家も派手さこそないけど、じんわり良さが出てくる佳作となっています。
皆様にはアリゾナらしい(?)音のこの曲を。