選曲が抜群のジャズシンガーによるJ-POPのカバー集
57歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第88弾!
「Japanesse Song Book」 たなかりか
2011年発売
本日紹介するのは普段はジャズシンガーとして活躍している(たなかりか)のJーPOPのカバー集です。
日本だとジャズだけで食べるのは非常に難しいので、時折こういう企画アルバムが出ます(意外とこういう企画物は売れたりするんでしょうね)。
今作を買うきっかけになったのはキリンジの歴史的名曲である(エイリアンズ)のカバーを聞いたから。
名曲何で沢山の人がカバーしていますが、個人的には一番しっくり来たのがたなかりかバージョンでした。
その理由はプロデューサーである鈴木正人(リトルクリーチャーズ)!
もうこの名前がクレジットされて居たら、殆ど名盤と思っても良いと思います。
今作も才能を遺憾なくアレンジで発揮してくれています。
そして鈴木さんだからこその演奏陣。
この曲も小沼ようすけのギターが最高の仕事をしております。
選曲と元歌はこんな感じです。
1. 流れ星ビバップ / 小沢健二
2. 青い花 / 空気公団
3. 月の裏で会いましょう / オリジナル・ラヴ
4. エイリアンズ / キリンジ
5. 元気を出して / 薬師丸ひろ子
6. 海を見ていた午後 / 荒井由実
7. おかしな2人 / ユニコーン
8. こぬか雨 / 伊藤銀次
9. 海辺にて / 今井美樹
10. 浜辺のうた / 童謡
有名な曲もあるけど、知る人ぞ知る的な選曲は流石ですね。
たなかりかの癒し系の歌声を活かす、鈴木正人のアレンジが最高です。
好評だったみたいで、この後2やウインターソングなどシリーズ化されてますが、やはり今作の選曲が一番だと思うので選びました
皆様には伊藤銀次の隠れた名曲のLIVEバージョンを。
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