規格外だったアイドル売りのSSWのデビュー
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第36弾!
「unplugged」 原田真二
1998年発売
本日紹介するのは私たちの世代には有名な存在。
1977年にフォーラフレコード(吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげる・小室等)からデビューするのですが、それがまず驚き。
フォーク畑の人達のレコード会社から、ニューミュージックのアイドル的新人が登場した事には、ホント驚かされました。
そして三ヵ月連続でシングルをだし、どれも大ヒットするという快挙。
追記*男性ソロのファーストアルバムで1位をとったのは未だに原田真二だけだそうです。女子は宇多田ヒカルだけだそうです(小ネタ)。
オマケに楽曲も洋楽ティストで斬新だった。
まーちょっとビートルズのパクリみたいな曲もあったけどね(ミッシェル風)。
作曲は総て原田真二本人で、作詞は何と松本隆。
全てが完成されたデビューでした。
それでもアイドル的扱いだったので、当時はTVのベストテン番組で観る位の存在でした。
やがて脱アイドルでバンドを組み活動するのですが、最先端なアレンジに再び驚愕させられました。
それでもアルバムを聞くまでには至らなかったんですが、ある日中古CD屋でこのアルバムに出会い衝動買いしたんです。
それが想像を超える良さで、何度も聞いた一枚。
所謂デビュー三部作と、その他のB面曲の六曲のセリフリメイクミニアルバム。
当時MTVのアンプラグドが流行ってたから生まれたアルバムだと推測します。
しかも演奏の総てを原田真二がしてるという驚き。
生楽器のシンプルな演奏にした事で、よりメロディーの良さが引き立ち、改めて規格外の新人だと再認識しました。
オンリーワンの唄声も相まって古く感じさせないもの凄いです。
皆様には(シャードーボクサー)のアンプラグド版を。
そしてアマゾンのジャケが何故か違う。