ルーファスの誘いを断った器用貧乏なボーカル
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第52弾!
「Flow」 Paulette McWilliams
2007年発売
本日紹介するポーレット・マクウィリアムズという存在は、もっと知られていい存在だと勝手に思ってます。
物凄い実力あるので、サラ・ボーンやマービン・ゲイとデュエットもしてるし、クインシー・ジョーンズやルーサー・バンドロスのアルバムにも参加しています。
そして極め付けはルーファスのボーカルとして誘われたのですが多忙の為断り、代わりにチャカ・カーンが入った逸話まであります。
1977年に一度レコードデビューしてるのですが不発。
裏方的仕事では引っ張りだこの期間を過ぎ、2007年の今作で再デビュー。
これが実に素晴らしいアルバムでした。
ジャズやブルースやソウルと様々な要素の詰まった内容です。
オリジナルメインですが、Visons(スティービー・ワンダー)やAt Seventeen(ジャニス・イアン)、そして驚く事にSmooth Operater(シャーデー)のカバーも入ってます。
当時メチャ嵌って聞いてたのですが、今作以降またなりを潜めてしまいました。
調べたら2020年代に再び復活し、二枚のアルバムを残しているみたいです。
そちらは聞いてませんが、私にとっては今作がポーレットの最高傑作です。
YouTubeにアルバムはあがってなかったですが、アルバム収録曲のライブバージョンが奇跡的にあったので皆様に。