ターンテーブルサウンドを取り入れた、現代のチェット・ベイカー
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第36弾!
「BLUE EYED SOUL」 TILL BRONNER
2002年発売
本日紹介するのはドイツの唄えるトランペッターのティル・ブレナーという男。
唄えるトランペッターと言えば、チェット・ベイカーが有名ですが、正にそれを感じさせる存在です。
ハードに吹くのじゃなく、ミュートを利かせ色気の溢れた音を奏でます。
違いはと言えば、現代らしくターンテーブルサウンドを取り入れている点。
そうすると機械的な音になりそうですが、優しい音色がそうは感じさせません。
そしてタイトルがズバリ(BLUE EYED SOUL)!
そのタイトル通りの楽曲が並びます。
オリジナルが殆どですが、ビリージョエルの初期の大ヒット曲(素顔のままで)や、マーク・マーフィーがゲストで参加しています。
王道のJAZZファンからは敬遠されるかもしれないけど、AORやBCM好きには逆に諸手をあげて受け入れられる内容だと思います。
難しい事は抜きにして、兎に角オシャレで美メロの曲ばかりです。
皆様にはタイトル曲を。