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歌い上げ系じゃない黒人女性シンガーの先駆け

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第49弾!

「ロバータ」 ロバータ・フラック

1994年発売

ロバータフラックと言えば、やさしく歌って(killings Me Softly  with His Song)や、愛のためいき(Feel Like Makin' Love)が大ヒットした黒人女性シンガー。

両曲とも私が子供の頃に、TVCMとかで頻繁に使われ、無意識のうちに聞いていた名曲です。

名前を意識して聞いたのは、ピーポ・ブライソンとのデュエット曲(愛のセレブレーション)かな?

そして日本で大々的に認知されたのは、あの当時流行っていたトレンディ―ドラマのテーマ曲として(ALMAZ)が使われた事。

この曲でリアルタイム世代以外にも認知され、その時代に出たのがこの一枚。

ざっくり言うとジャズやブルースやソウルのカバー集です。

ケニーバイロン アンソニージャクソンクソン ランディーブレッカーなどの、一流ジャズメンも参加した名盤です。

黒人女性シンガーと言えば、アレサ・フランクリンを代表するように、歌い上げ系のシンガーが多い中、ロバータは囁き系。

その声を活かしたアルバムとなってます。

個人的にはオープニングのレッツ・スティ・トゥゲザー(アル・グリーン)~スウィート・ジョージア・ブラウン(スタンダード)~スリル・イズ・ゴーン(B・B・キング)の流れが最高に痺れます。

皆様には(真夏の夜のジャズ)の中のアニタ・オディのカバーで有名な(スウィート・ジョージア・ブラウン)を。

アレンジがカッコいいです。


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