二人だけで紡ぐ極上の癒し
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第31弾!
「DUO」 GONTITI
1997年発売
一気に冬の様な気温の朝。
皆様はお休みの朝ですから、穏やかでゆるりと流れる時間を過ごされている事でしょう。
そんな時間にピッタリのアルバムを本日は紹介です。
もう言う間でもなく有名なゴンチチ。
ゴンザレス三上(ガッドギター)とチチ松村(スティール&フォークギター)の二人のユニットで、1986年にデビューしました。
今作は通算20枚目のアルバムで、原点回帰と言うか初の二人だけの演奏のアルバムです。
それまでのアルバムはバックの演奏があったり、打ち込みがあったりでしたが、今作はド直球のシンプルな演奏。
でもこれが最高の出来栄えなんです。
シンプルが故に二人の作曲能力が際立ち、凄いテクニックを聞かせるわけではないけど、極力音数を減らし、極上の癒し音楽を作り上げています。
何曲かはTVのCMや映画やドラマで流れているので、聞いた事ある曲多いと思います。
歌詞がない分、インストアルバムは曲のテーマが伝わりにくいんだけど、この二人は見事にそこをクリアーしてます。
聞いているとそこはかとないドラマというか映像が脳内に浮かび上がってきます。
これぞホントのゴンチチの持ち味が出たアルバムだと思います。
評判が良かったのか、この後2001年に似た様な(Guitars)というアルバムも出てますが、個人的にはこちらに軍配を上げます。
私はそんな優雅な生活は出来ないけど、シエスタやアフタヌーンティーのお供には最適です。
勿論昼寝や昼飲みにも最適です(笑)
皆様には何処か懐かしい和のイメージを感じるこの曲を。