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メンソールの煙草を一躍オシャレにした男
皆様こんにちは。
今日は全国的に雨か雪予報。
私の住む愛知は今の所そぼ降る雨です。
さて100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第五弾です。
「Heart of Mine」 ボビー・コールドウェル
1988年の作品。
ボビーのデビューは1978年の(イヴニング・スキャンダル)というアルバム。
AORの名盤として語りづかれる一枚です。
中でも(風のシルエット)というとんでもない邦題を付けられた(what you won't do for love)は歴史的一曲で、未だだに良くTVで聞くし、ラッパーのトラックのネタにもなってます。
その事を知るのは後になってからで、私のリアルタイムはこのアルバムでした。
今作もファーストに負けず劣らず名曲ぞろい。
タイトル曲(ハート・オブ・マイン)はボズ・スギャッグスに、(ネクスト・タイム)&(スティ・ウィズ・ミー)はピーター・セテラに。
そして(オール・オア・ナッシング・アット・オール)はアル・ジャロウがヒットさせた、もうベストアルバム級の曲ばかりです。
曲の良さは当然なんだけど、ボビーの曲の特徴は余韻にあると思う。
エンディングも結構長い。
淡々と同じフレーズを繰り返すんだけど、それが実に気持ちがいい。
哀しいかな今の時代、前奏も間奏もギターソロも要らないと言われています。
音楽には余韻や余白は重要だとオジサンは思います。
そして忘れてはいけないのは、ボビーの曲はパラメントのメンソールのCMに使われてました。
NYの夜景をバックにボビーの歌声と独特のエレピの音が流れると、もう悶絶する程オシャレに感じてました。
その時私もまだ20歳ソコソコでした(遠い昔になりました)。
聞かせたい曲沢山あるけど、ライブバージョンのこの曲を↓