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サウンドチェックの定番となった歴史遺産的アルバム

みなさんこんにちは。

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第三段。

本日も歴史的傑作アルバムを紹介。

「The Nightfly/ナイト・フライ」 ドナルド・フェイゲン

1982年に発売になった一枚。

まだ中学生だった岐阜の山猿の私はスティーリー・ダンの存在を知りませんでした。

存在を知る前に知ったのが、このフェイゲンのソロアルバム。

その当時バンドを一緒にやって居たピアノ女子から教えて貰いました。

今から思えば相当なオマセ女子でした。

今までに聞いたことのない音楽に、正直初めはピンとこなかった。

中学生の私には色んな事が難しすぎたんですね。

でも聞き続けていると、もしかしたらこのアルバムは凄いのかもしれないと何となくわかってきました。

あの当時バンドで演奏するのは総てギターで耳コピーでやってたんですが、全くコードが分からない。

7th位までのコードワークしか知らない時代ですから当然ですね。

無知ながらも相当難解なコードを使っているのだけは分かり、早々にカバーするのは投げ出しました。

その後も何度も何度も聞き続け、今でもふと聞きたくなり聞いている一枚。

大学生になってスティーリー・ダンを知りすべて聞きました。

勿論そちらも素晴らしく相当聞いたアルバムもあったけど、やはりこのアルバム程は聞かなかったです。

後に色んな事を知ります。

先ずはバックメンバーの豪華さ!

ジェフ・ポーカロ(D) アンソニー・ジャクソン マーカス・ミラー チャック・レィニー(B) ラリー・カルトン(G) ブレッカー・ブラザーズなどなど。

一部だけでもそうそうたるメンバーです。

次に楽曲の素晴らしさ。

物凄いテクニックで凄い事をやっているのですが、それを感じさせない楽曲群。

スティーリ・ダンよりは耳馴染みの良いのも特徴です。

そして録音状態の良さ。

余りにも音質が良いので、PAを生業にする人のサウンドチェックといえばこのアルバムとなった位です。

ジャケットワークもカッコいい。

本と大人のしゃれたアルバムと言えば、先ずは名前の挙がる一枚です。

ぜひ若い子にも聞いて欲しい一枚です。

全部好きだけど先ずはこの曲を聞いてね。


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