AORの始祖が晩年に作り上げた、都会の黄昏
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第81弾!
「Time Together」Micheal Franks
2010年発売。
本日紹介するマイケル・フランクスはAOR好きならマストの存在。
1977年の(スリーピング・ジプシー)は名盤中の名盤として未だに人気があり、その中でも(アントニオの歌)は、もうスタンダード扱いです。
他のAORシンガーとの最大の違いは、ベースがJAZZやボサノバの点でしょうか?
そして凄いプロデューサー達に愛されて来たのも特徴ですね。
(スリーピング・ジプシー)が余りにも名盤で有名になりすぎたので、中々それを超える作品が出なかったのですが、肩を並べる名盤が今作だと思います。
(スリーピング・ジプシー)が午後の微睡に似合う一枚だとしたら、今作は夕暮れの黄昏がピッタリです。
今作も演奏陣は超豪華!
デビッド・スピノザ(G) ギル・ゴールドスタイン(P) チャック・ローブ(G) マーク・イーガン(B)
そして既に紹介済のティル・ブレナー(tp)
このメンバーの名前だけで目が眩みます。
都会の孤独感や、夕暮れの黄昏感が半端ないです。
楽曲も素晴らしい物ばかりで、捨て曲無いです。
AOR好きはマストですが、JAZZ好き、ボサノバ好きも聞いて欲しい一枚です。
全曲あがってましたので皆様に。