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ラバーズロックの進化系!ジャゲイ誕生

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第45弾!

「JUST A DREAM」 SANDRA CROSS meets ALAN WEEKES

1996年発売

暑い日が続いてるので、爽やかな音が聞きたくなり、突然このCDの存在を思い出したんです。

そう言えば紹介してなかったと。

本日紹介するのはサンドラ・クロスはUKを代表する、ラバーズ・ロックを代表する女性シンガー。

基本レゲエ音楽は、ボブ・マリーを代表するように、政治的だったり、半社会的内容をを唄ってきました。

一方ラバーズロックとはゆったりした甘い雰囲気のレゲエで、恋愛系の内容がメインです。

ジャネット・ケイやキャロル・トンプソンなども、この分野に分けられます。

今作はジャズ・ジャマイカというバンドを率いるアラン・ウィークスとコンビを組み、ジャゲイという新たなる分野に挑戦した一枚なんです。

ジャゲイとは、ジャズ+レゲエの略で、その名の通り今作はジャズのスタンダードをレゲエのリズムで唄うという内容です。

なので選曲は超有名なジャズのスタンダードばかり。

CRY ME A RIVER 枯葉 OVER THE RAINBOW SUNNY TENDERLY バードランドの子守歌 FLY ME TO THE MOON 星に願いを SUMMERTIME などなど。

どの曲も音楽好きでなくても、どこかで知らぬ内に耳にしている超有名スタンダードです。

それらの曲をラバーズ・ロックより、更にゆったりしたレゲエリズムで、オシャレで繊細な音に仕上げています。

そこにサンドラ・クロスの艶のあるスウィートな歌声が乗ります。

気持ちい~。

夏の昼下がりにエアコンの効いた部屋で聞いたら、最高の子守歌です。

純然たるレゲエ好きには見向きもされない内容だけど、私はこういう隙間音楽は大好きです。

皆様にはSUNNYのカバーを


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