タイトル通り浮遊するダブ系おしゃれサウンド
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第43弾!
「Delirium」 Santesso
2000年発売
本日紹介するサンテッサというSSWも知る人知るかもしれない。
私が彼女の音楽を聴く切っ掛けになったのが、先日紹介したMAXWELLと同じスチュアート・マシューマンがプロデューサーだったからです。
シャーデーを世に送り出した才人の一人で、第二のシャーデーを生み出そうとして活動していた時期です。
そのお眼鏡にかなったのが、サンテッサでした。
シャーデーがジャズぽさが売りなのに対して、サンテッサはダブ&レゲエ系。
当時UKではトリッキーやマッシヴ・アタックが大流行していた流れもあり、彼女も自身のルーツが似ている所から、ダブ系のアルバムを目指しました。
漂うな浮遊感に色気が加わり、独特の不思議な世界観を作り上げています。
残念ながらシャーデーの様なヒットには至らなかったけど、時折聞きたくなり不思議な一枚です。
タイトルの(Delirium)とは(せん妄)という意味。
正に薬を決めた時の様な不安定で酩酊している音楽です。
皆様には色気ダダ洩れのこの曲を