辿り着いたのは原点回帰の名盤
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第90弾!
「HoSoNoVa」 細野晴臣
2011年発売
本日紹介するのは、もう何も説明の要らない超・有名ミュージィシャンである細野晴臣さん。
ベーシストとして多くの伝説的バンドに参加し、世界的にブレイクしたYMOや、いち早くワールドミュージックを取り入れたりしてきました。
ニューオリンズに拘ったユニットは既にnoteで紹介済みです。
本と色んなジャンルに挑戦し結果を残してきた細野さんですが、個人的には一番好きで聞いたのが1973年に発売した細野晴臣名義での初のソロアルバム(HOSONO HOUSE)。
細野さんの自宅で仲間を集めて宅録した、自主制作的一枚。
その中でも一番好きなのがオープニングの曲。
最近のLIVE映像ですが、昔もほぼこんな感じで演奏しています。
何故この曲を引き合いに出したかというと、本日紹介する(HoSoNoVa)は、この曲と殆ど同じ路線のコンセプトだからです。
つまり細野さんは色んな音楽をやりつくして、結局デビュー作の自分に返ったという事です。
本当の自分がやりたかったのは、結局こういう音楽なんだよと原点回帰したイメージです。
勿論デビュー作から40年近く経ってますから、熟練の深みも加わりホント最高のアルバムです。
バックを務めるのは盟友である林立夫&佐藤博(TimPanAlley)。
そして現在の名コンビ高田連やヴァン・ダイク・パークスなども参加していて、ゆるくてオーガニックな音を聞かせてくれます。
もう引ける音を全部引いた、究極のシンプル・イズ・ベストな一枚です。
皆様には全曲上がってましたのでUPしておきます。