ブルー・アイド・ソウルの到達点
55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第46弾!
「soul alone」 ダリル・ホール
1993年発売作品
言わずと知れたホール&オーツの、男前の方(笑)ダリル・ホールのソロアルバム。
ホール&オーツの活動もソウルをベースにしたポップスで、黒人にカバーされる曲もある位ソウル好き。
ソロ活動もしていて、今作が三枚目なんですが、これがソウルに振り切った名盤なんです。
所謂フィリーソウル(フィラデルフィア・ソウル)がベースで、ダリル自身デルフォニックスやスタイリステックスやオージェイズやビリーポールをよく聞いて育ったそうです。
これが捨て曲なしの総てが良い曲と言っても過言ではない内容。
白人が黒人のソウルに影響を受けたジャンルをブルー・アイド・ソウルと呼びますが、それの到達点ではないかと思う大傑作だと思ってます。
しかしこのアルバムも全然話題にならず、不思議な事にアメリカより日本での方が三倍も売り上げがあったそうです
日本人は舌も耳も繊細なんですね。
今でも時折取り出して聞いていますが、全然古く感じないです。
皆様にはアルバムの中で一番好きなこの曲を。