採用の恋愛学 現役:女性モデル&大学在籍&アスリートの進路相談
「どっちが良いと思いますか?」
大学3年生の夏、20歳。
芸能事務所でモデル活動の延長をするか、テレビ局でアスリートとして経験を活かしたレポーターを目指したいとの希望がある女学生だ。
実現可能か否かは考えないとしたら、何をしたい?
「CMに出たいです」
それだけを考えれば、ルートは芸能事務所だ。
どんなCM作品でも良いわけではないだろうから、かなり勝ち抜かないといけないのは関係ない。ちなみに、芸能人になりたいと思った人の割合は、ある調査では25.6%もある。ただし、実際になれたらなるか?という問いになると17%まで下がる。やってみたいけど、有名税は払いたくないという事だろうか。
本題に戻る。
今の彼女の現状だ。
・子供時代にミュージカルなど出ているが、アスリートとしての才能もあった為、スポーツを優先する。
・アスリートとして大学まで推薦&特待生として在学中。大学3年生だ。
・小さな芸能事務所に合格している
→成功と呼べる活躍をしている人が少ない
→仕事がもらえるようになるか不安
・大きな芸能事務所に入るか悩み中
→スカウトの担当は顔見知りで誘われている
→多くの所属おり、活躍できないとドンドン切り捨てられるらしい
・入りたい事務所
→少数精鋭で、少ないが確実に仕事と実績を重ねている
→人気事務所で倍率が高い
→彼女の個性とかぶる女優がすでに入所した
・テレビ局
→そもそもタレントではないので、CM出演できるか不明
→スポーツニュース、中継がある為、アスリートでの人脈がある
誰でも知らない世界には不安があるし、選択を間違えたくない。
学生は選択肢が多いから悩む、また大人は少ないから悩む。
悩みが人生を彩る。
食事や買物と違って、就職は人間相手なので正解はない。
あなたの大好きな人も、日によったり、タイミングによって、愛しくも、苛つきを感じることがあるはず。
そう、大好きな人の大好きなところだけ見ては、長く付き合えない。
今回の場合で言えば、私の考えでは、
「まずは全部受けて、受かってから考えよう」
当たり前と思うかもしれないが、実際に割り切れている人間などいるのだろうか?
そう言われて思い当たることがない人はいないでしょう。
参考に引用しよう。
Cancanというファッションメディアの記事2024.1.16だ。
◆20代の男女の恋人に求める条件。
・女性→男性
1 :優しい
2:ルックス
3:笑いのツボ&趣味が合う
5:収入
・男性→女性
1 :ルックス&優しい
3:趣味が合う
4:誠実
5:スタイル
この中で、「笑いのツボ」は曖昧で個人差と気分で変わる為、考察すること自体無理があるので割愛しよう。
イメージしやすいのは、収入、誠実になるかと思います。
線引きは人によるのでしょうが、条件に挙がるということは、男女それぞれで満たしている人が少ないと感じているからだ。
そうすると、ルックスもスタイルもステキな女性が現れても、男遊びか激しそうな匂いがする女性は嫌煙される可能性が上がります。
男性もイケメンで優しくても、経済力がないとやはり避けられる可能性が上がります。
どれも大事な要素なのでしょうが、優先順位は人によって違う、そして会社によっても違います。
私がこの章の主人公である女性の立場を考えるとこんな想像をします。
テレビ局を例にしましょう。
テレビ朝日は、2024年現在キー局では特にノッています。※2023年度年間視聴率で個人全体の全日・プライムで2年連続の2冠、世帯で2連連続の3冠を達成を発表。
きっと、良い人材の確保、育成が出来ているのでしょう。
長寿番組(科捜研の女、大門未知子など)の上手なローテーション。
ドラえもん、クレヨンしんちゃんというキラーコンテンツ。
アメトーーク、ミュージックステーション、季節ものの熱闘甲子園、サッカー選手をレポーターにおいてサッカーなど充実してるように感じます。
他キー局を観ると、どれかに欠けが見え隠れします。
どれもこれも、視聴率を落としている局もあります。
では欠けている番組にテコ入れするのか、強いコンテンツをさらに強化するのか。
こう言ったリサーチを行って、各局毎に戦略を立てます。
面接対策、履歴書も個別で作ります。
お嬢様、インテリ、スポーツ系、ギャル系、と恋愛ドラマでも色んなキャラがありますよね?
女性から見た場合、クール系、ナルシスト系、可愛い系、カッコいい系、スポーツ系などやっぱりジャンルがわかれます。
万人受けする有名人はいないのです。
某メジャーリーグで活躍する日本人野球選手に対し、2023年に一時炎上しましたが某大学の助教授が、「マンガのキャラよりマンガっぽい。これだけいろいろ完璧だと、ちょっとウラ側で実はすごい性格悪いとか、あってほしい。なんか弱点があってほしい。ひねくれたことを考えたりしています」と。
きっと、アメリカ人と日本人は絶句するようなセリフですが、生放送中の発言なので修正やカットできず、助教授の人格が表にでてしまった形です。
このように、優秀、努力家、スキャンダルなし、であっても嫉妬をする人たちが登場します。
皆さんのお考えはお任せしますが、嫉妬を世の中から失くすることは出来ないと思っています。
嫉妬から生み出される発明も、音楽も、文学も、スポーツの成果もあると思いますので、悪いだけではないと考えているからです。
さて、今日はここまでとしますが、彼女の決断と試行錯誤は追って共有します。
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