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日本アニメとマンガが創る世界の多様性

#未来のためにできること

 考えた事がありますか?
 日本のアニメ・マンガでは、宗教や歴史、神話でさえも自由に表現やストーリーを生み出すことができる環境があることを。

 例えば、「終末のワルキューレ」というマンガ、アニメ化作品をご存知でしょうか。
 ゼウス、アポロンなど神々に、佐々木小次郎、呂布など歴史上の人類が戦いを挑むという作品です。
 しかも、切り裂きジャックといった凶悪犯罪者まで人類代表!
 
 他に、「聖☆おにいさん」では、ブッダとイエスが人間界で共同生活しているというコメディ。
 仏教とキリスト教が一緒という平和で、宗教戦争が現実にある事を考えると望ましいと思われますし、ほのぼのとした作風も好きです。
 この作品を読んだ時、各信者の方たちは許せるのだろうか、と考えてしまいましたが、やはり、インパクトはあるようで大英博物館に展示されています!

 また「聲の形」も名作です。
 小学生男子が、聴覚障害をもつ転校生の女生徒にイジメをする場面から、物語が始まります。そして男子は成長し、自分がしてきたことへの後悔の念を抱き続け生活をしてます。。。
 海外にイジメへの復讐する物語は山ほどありますが、後悔をする加害者を見た記憶はありません。
 人物描写も傑出しており、リアリティに落涙する方も多いと思います。
 マンガ・アニメ化されてますが、個人的には日本人はこういった考え方ができると、世界に誇ってもらいたい物語です。
 
 以上は一例として挙げましたが、アレもおススメ、これも海外の人に読んでほしい、など日本人はきっと思いつくものが沢山あるでしょう。
 日本人の常識「素人が努力して活躍するスポーツマンガ」は海外でも人気で、「スラムダンク」「キャプテン翼」「ハイキュー!!」「ブルーロック」「テニスの王子様」などあります。
 反対に、同様のテーマで日本に輸入され話題になった作品はどれだけあるのでしょうか。

 宗教や、文化、またヒーロー・ヒロイン像の違いに賛否はあっても、発表できる日本をステキだと感じるのです。
 日本では様々な国の料理を味わえ、音楽は各国を聞くことができる懐深さがあります。
 吸収した他国の文化と、日本らしさがワンピース、ナルト、ポケモン等生み出し、国境を越え愛されています。
 世界に驚きや優しさ、勇気、配慮を提案できる日本文化を護り、受け継ぎ、良い影響を与え続けてほしいと心から祈ります。

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