運動するぜ12.13.14


土手の光景といえば

昔の漫画でよくある、

不良やらファンの女の子やらに追いかけられた主人公が、

ファイッ

オーッ

ファイッ

オーッ

と掛け声をしながらランニングしている柔道部か野球部員の群れに

腕を掴まれて間一髪助けられるシーン

えーイミワカンナイ、全然イメージできないんだけどウケる〜という方はぜひ漫画〈タッチ〉を読んでみてほしい

最初の方に確かにそういうシーンがあったはずである

もしかしたら土手じゃなかったかもしれないが


土手でギターを弾くのもいいな

ただの趣味としてギター初めて、弾ける友達と土手でやろーよって話になって

やってみたら楽しくて、それがバンドの始まりになったりしたいな


放課後、好きな人となにもない土手を2人でただ並んで歩く
相手は自転車を押しながら徒歩の自分に合わせてくれる

喋った内容なんてきっと頭に入ってこない
覚えているのは夕暮れをバックに輝く君の横顔だけ

ってね✨


高校卒業後大学生になるまでの春休み、
部活の友達とジャージ着て土手に集まって、ダンボールでソリすべりをやる

自分で滑って自分で登る

上から下に落っこちてはしゃぐ

とにかくくだらなくて可っ笑しい


全部想像の妄想だけど

最後のだけは実話だったりする

いや、もしかしたら私の妄想も

実はどこかで起こっている実話なのかもしれない





そう考えると、土手という場所は

学校と同じくらい青春の舞台になり得る

恋愛より友情が似合う、気がする


ただ走っているだけで、そんなことを考えてしまう

やっぱり土手には青春ぽい空気が漂っている

気がする


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