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ダンダダン 妖怪考察第2回「ターボババァ」ーオカルトは人から生まれるよりー


ダンダダンに於いて重要なキャラですが、作品内の登場キャラクターとしてのターボババアの紹介は、他のサイトや、まとめ記事で優秀なものが沢山あり、そちらを参考にしてください。


都市伝説は進化する。


その顕著な例がターボババァである。

ターボババアが進化するとジェットババァになり舞台は高速道路で時速1,000キロで走る。
ちなみに、マッハババァと同じものである。

「ばあちゃん」の部分は、「ばあさん・ばばあ」など地方によって異なる。同じく「ターボ」も、「ダッシュ・ジェット・ハイパー・光速」などの派生がある。その走行速度が名称となっている場合もあり、「40キロばばあ」を始め「60キロ、80キロ、120キロ」など、道路交通法上の制限速度ごとのバージョンが存在する。

  • 光速ばあちゃん/光速ばばあ:ターボばあちゃんの最上位。ピカピカの実でも食べたのか、光速で走る。そのため、視認できない。

つまりは、その出現場所によって都合の良い都市伝説に進化(変化)しているが、起きる怪奇現象はほぼ同じである。

1,トンネル内を自動車で走っていると、突如窓を誰かに叩かれる。見ると自分の車と並走する老婆がこちらを見ている、というもの。
2,この老婆に追い抜かされた自動車は必ず事故を起こし、時には死亡するなどと語られる点だ。
の2点である。

ちなみにターボババアの目撃情報は、主に兵庫県や関西地方で多く報告されており、特に六甲山周辺の高速道路が有名です。社会不安や怪談文化の影響を受けて、彼女の伝説は全国的に広まり、様々な地域で異なるバリエーションが存在しています。

ジェットババァには面白い情報があり、北海道の湖の周り洞爺湖支笏湖の近くで目撃され、摩周湖周辺に現れるジェットババァはマリモを投げつけると撃退できるらしい。


ターボババアの起源と特徴

ターボババアの目撃情報は、昭和時代の社会不安や怪談文化の影響を受けて広まりました。特に1970年代から1980年代にかけて、都市伝説としての地位を確立し、口コミやメディアを通じて全国に広がることとなりました。彼女の存在は、当時の人々にとって恐怖の象徴であり、今なお語り継がれています。

  • 元ネタ: ターボババアの元ネタは「ターボばあちゃん」と呼ばれる都市伝説で、地方によって異なる名前(例:ジェットババア、100キロババア)で知られています。共通する特徴は、驚異的な速さで走る老婆です。彼女は時速100キロメートル以上で走ることができ、車と並走することができるとされています。

  • 外見: ターボババアは、長い白髪と白い目を持つ老婆の姿をしており、伝統的な日本の妖怪「山姥」や「おばけ」の要素を取り入れています。見た目は一見弱々しく見えますが、実際には非常に強力な存在です。

  • 能力: 彼女の最大の特徴はその足の速さで、カーブや障害物があっても減速することなく走り続けることができます。また、状況に応じて身体の大きさを変化させたり、複数の分身を作り出すことも可能です。

ターボババアの派生Vrは多く、簡単に紹介
・ターボじいちゃん、ダッシュじじぃ、100キロじじっぃ・じじぃバージョン。
・バスケばぁちゃん、ホッピングばぁちゃん、棺桶ババァ、ボンネットばばぁ、道具を使って爆走する。
・毬つきじじぃ、スキップババァ、リヤカーおばさん、ジャンピング婆、三輪車のお婆さん、みかんババァ、他多数。

まとめ



社会不安の影響: ターボババアの目撃情報は、1970年代から1980年代にかけて特に多く報告されました。この時期は、社会不安や交通事故の増加が問題視されていたため、ターボババアの存在が恐怖を象徴するものとして語られるようになりました。
都市伝説としての地位を確立し、口コミやメディアを通じて全国に広がることとなりました。彼女の存在は、当時の人々にとって恐怖の象徴であり、今なお語り継がれています。


オカルトは人から生まれる。

交通事故で亡くなった霊の復讐を恐れた人間側が、高速道路で起こる

運転中に起こる7つの「錯覚」

でオカルトと勘違いし、思い込むことで都市伝説が出来上がるだけだ。

前方のクルマが突然消える!? 「溶け込み現象」と「蒸発現象」

夜、明るい部屋から急に暗い外に出ると、すぐには目が馴染めず、目の前が真っ暗になることがありますよね。これと同じ現象が、トンネルに入るときにも起こります。「溶け込み現象」です。

「蒸発現象」はトンネルの出口付近で起こりやすく、前方の車が突然見えなくなる現象です。この現象に驚いて急ブレーキを踏むと、後続車との衝突の危険性が高まります。また、カーブが始まる場所では特に車線を見落とさないよう注意が必要です。前方の車が白やシルバーの明るい色の場合、この現象が起きやすいので、特に注意が求められます。

無意識に隣車線に近づいてしまう「視覚吸引作用」

暗いトンネル内の圧迫感から、無意識に壁から離れようとして隣車線に寄ってしまうことがあります。この現象を防ぐためには、少し前方の車道外側線を意識して運転し、隣の車が近づいてきたと感じたらスピードを落とすなどの対策が必要です。

「追従静止視界」で無意識にスピードが上がる!?

人はスピードを感じる手段として、「周囲の景色の流れる速さ」を目安にすることがあります。ところが、トンネル内は暗くて景色がほとんど変わらないため、かなりの速度で走っていても、あまりスピードが出ているように感じないものです。

この環境で前方のクルマに追従して走っていると、まるで自分と相手のクルマが止まっているような錯覚に見舞われることがあります。これが「追従静止視界」と呼ばれる錯覚です。


カーブでは「曲方指向」に注意!

カーブでの運転時に、左右どちらかの方向に寄ってしまう現象について説明されています。左カーブでは左側に寄り過ぎることで対向車や歩行者との接触の危険性が増し、次のカーブに対応できなくなることもあります。また、カーブ時に遠心力で車体が傾き、不安感から無意識にカーブとは反対方向に体を傾けてしまうことがあり、この繰り返しで平衡感覚が乱れ、まっすぐな道でも道が傾いて見えることがあります。S字カーブが続く山道では特に注意が必要です。

見通しがよくても必ず確認を!「コリジョンコース現象」

見通しの良い交差点でも「コリジョンコース現象」という錯覚で交通事故が起こります。この現象では、交差する車が停止しているように見えるため衝突することがあります。信号がない交差点では特に注意が必要で、スピードを緩めて左右確認をしっかり行うことが推奨されています。どんなに運転に慣れていても錯覚は起こるため、安全運転が大切です。

怪奇現象の主な要因は高速道路催眠現象

運転中に遭遇する怪奇現象の大半は、高速道路催眠現象、あるいは高すぎる二酸化炭素濃度が原因と思われます。しかし、世の中にはどうしても科学的に根拠の説明できない、不可解な現象ということも存在します。

つまりは、運転中に起こる錯覚が原因であり、幻覚が見えやすい状態、変性意識状態にあるという事、このときに普段気になる、悩みや、ストレス、過去の嫌な記憶が元なって幻覚であり得ないモノが見えやすくすなる。

オカルトは人から生まれる

とは、自分が知らないこと、未知な体験に対して、自分の経験や考えで、これはオカルトだと勝手に思い込んでいるだけ、中には、科学では解明できていない現象も確かにあるが、冷静に考えると、そこに人が関わったからその現象をオカルトと決めつけ、思い込んでいるだけにすぎない。

人間以外の生命や物はその現象をただ受け止めるだけ、人間が知らない、未知な現象に対してオカルトと呼ぶ、つまり人無しでオカルトは生まれないと、私は考えています。

幽霊も、そこに人がいるから幽霊になる。

オカルトは、人から生まれるのです。

未知の現象をオカルトだと、決めているのは人間の都合だという事。

怖がるのも、楽しむのも自由です。
だから、ダンダダンという作品を思いきっり楽しみたいと思います。


次回 セルポ星人


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