思い込みの力で傷の治りが早くなる!!
思い込みの力で傷の治りが早くなる!!
私たちは決して理性的ではない生き物です。私たちの行動や決断は、しばしば感情や思い込みに左右されています。そんな私たちの中に秘められた「思い込みの驚くべき力」について、ハーバード大学の研究を紹介します。
・ハーバード大学の研究
ハーバード大学の研究チームは、思い込みの力を検証するため、33人の参加者を集めてカッピング療法の実験を行いました。
カッピング療法とは、痛みの緩和、疲労軽減、血行促進、睡眠改善、デトックス効果、ストレス解消、ダイエットなどが期待される民間療法の一種です。
カッピングを行うと、患部にカップの跡が残ります。
研究者はこの跡の変化を観察することで、思い込みが治癒過程に及ぼす影響を調べようとしたのです。
実験の流れは以下の通りです。
参加者にカッピングを3回行う
施術から28分後に、カップの跡を確認する
その際、研究者は参加者の体感時間を操作する(時計を操作したり、動画を見せる)
1回目は通常の半分の14分に感じるよう調整
2回目は通常の28分に感じるよう調整
3回目は通常の2倍の56分に感じるよう調整
・実験結果
実験の結果、体感時間が短い場合(14分)、傷の治りが遅くなっていました。
一方、体感時間が長い場合(56分)、傷の治りが早くなっていたのです。
つまり、実際の経過時間に関わらず、「長い時間が過ぎた」と思い込むことで、傷の治りが促進されたのです。
この結果は、思い込みが治癒過程に大きな影響を及ぼすことを示しています。
・プラシーボ効果との関連
この実験結果は、プラシーボ効果の影響を裏付けるものでもあります。
プラシーボ効果とは、単なる偽薬でも「それが薬だ」と思い込むことで、本物の薬と同様の効果が得られるという現象です。
思い込みの力は本当に驚くべきものです。失敗する未来を思い描いていては人生うまくいきません。
できるだけ、前向きな思考を心がけましょう。
思い込みの力を上手に利用して、薔薇色の未来を想像することが大切だと思います。
あなたの人生は上手くいきます!
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