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タバコを吸うと性格が悪くなる!?
タバコを吸うと性格が悪くなる!?
タバコを吸うと健康に悪いことは皆さんご存知でしょう。肺がんや心臓病などの重大な病気のリスクが高まりますし、肌や歯も老化が早まります。また、タバコはお金もかかります。
しかも、タバコの悪影響は健康だけにとどまりません。
実は、タバコを吸うと性格も悪くなるという研究があります。
モンペリエ大学の研究者たちは、15,572人の喫煙者と非喫煙者の性格を調査しました。
・喫煙者は神経質になる
研究者たちは、参加者の神経症傾向を測定しました。
神経症傾向とは、不安や恐怖、憂鬱などのネガティブな感情をどれだけ持ちやすいかを表す指標です。高いほど、精神的に不安定になりやすいことを意味します。
研究の結果、喫煙者は非喫煙者よりも神経症傾向が高かったのです。
タバコを吸うと不安感が増加し、メンタルが弱くなるということです。
・喫煙者は内向的になる
研究者たちは、参加者の外向性を測定しました。外向性とは、社交的で活発であるか、内向的で静かであるかを表す指標です。高いほど、人との交流を楽しむことを意味します。
研究の結果、喫煙者は非喫煙者よりも外向性が低かったのです。
タバコを吸うと人との交流が億劫になり、孤立する傾向があるということです。
・喫煙者は閉鎖的になる
研究者たちは、参加者の開放性を測定しました。開放性とは、新しいことに対する好奇心や創造性の高さを表す指標です。高いほど、冒険的で柔軟な思考を持つことを意味します。
研究の結果、喫煙者は非喫煙者よりも開放性が低かったのです。
タバコを吸うと新しいことへの興味が薄れ、保守的な態度になるということです。
・喫煙者は協力しない
研究者たちは、参加者の協調性を測定しました。協調性とは、他人との協力や共感の度合いを表す指標です。高いほど、親切で協力的であることを意味します。
研究の結果、喫煙者は非喫煙者よりも協調性が低かったのです。
タバコを吸うと他人と協力するのが嫌になり、自己中心的になるということです。
・喫煙者は不誠実になる
研究者たちは、参加者の誠実性を測定しました。誠実性とは、自分の行動や責任に対する真面目さや規律性を表す指標です。高いほど、信頼できる人であることを意味します。
研究の結果、喫煙者は非喫煙者よりも誠実性が低かったのです。
タバコを吸うと真面目にコツコツやることができなくなり、怠惰になるということです。
以上のように、タバコを吸うと性格が悪くなります。
タバコは健康だけでなく、人間性にも悪影響を及ぼします。
タバコを吸わない人は、今後も吸わないようにしましょう。タバコを吸っている人は、禁煙するようにしましょう。
タバコはまさに百害あって一利なしです。
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