仕事が忙しいアピールをすると、優秀に思われる
仕事が忙しいアピールをすると優秀に見られる
ハーバード大学の研究
・研究の意図
最近のSNSでは忙しさをアピールすることはよくないこととされている
だが、依然として忙しいさをアピールする人はいる
ならば、忙しさをアピールすることに意味があるのではないのだろうか?
・研究の内容
研究①
被験者(300名)にフェイスブックのアカウントを見てもらい、その人の人となりを評価してもらった
アカウントは2種類あり、一つ目は仕事が忙しいアピールをしているアカウント(一週間ずっと働いている、仕事が立て込んでて昼食の時間が取れない、金曜日の夕方なのに仕事が終わらない、など)
もう一つのアカウントは、仕事が忙しくないアピールをしているアカウント(昼休みはゆっくりするぞ、仕事がなくて自由時間がたっぷりだ、など)
研究②
被験者(300名)に忙しさをアピールをしているフェイスブックのアカウントを見てもらい、その人を評価してもらうのは同じ
追加情報として、その人は仕事が早い、もしくは仕事が遅い、という情報を追加した
つまり仕事ができない人が、仕事が忙しいアピールをしているとどう判断されるか調べた
・結論
研究①の結果、
忙しさをアピールをしているアカウントは、高い人的資本を持っていると判断された
つまり、仕事ができると判断された
研究②の結果、
やはり仕事が忙しいとアピールをしていると、ステータスが高いと判断された
その人の能力とは関係なく、仕事が忙しいアピールをしていると優秀に見られる
あまり、暇そうなアピールをしていると損することになる
参考文献
Conspicuous Consumption of Time: When Busyness and Lack of Leisure Time Become a Status Symbol
https://academic.oup.com/jcr/article/44/1/118/2736404?login=false