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続く学びに疲れたとき


いつまで学び続けるのか

目に見えないものや、明確なゴールのないものを学び続けていると、
「自分は成長しているのか?」
「どこまで学び続ければいいのか?」
と、不安や焦りを感じることがあります。

私自身、そんな気持ちに陥ったとき、ふと気づいたことがありました。

小学校で算数を学び、中学校で数学を学ぶように


小学生のとき、私たちは算数を学びました。
計算の基礎を覚え、簡単な文章問題を解けるようになりました。

しかし、中学生になると、また一から数学を学び直すことになります。
新しい公式が出てきて、難易度も上がる。

「あれ?せっかく算数を覚えたのに、またゼロから?」

そんな気持ちになりそうですが、よく考えてみると、
小学校で学んだことがあるからこそ、数学を理解できる土台ができた のです。

同じように、「学びの果てが見えない」 というのは、
新しいフェーズに入ったというサイン なのかもしれません。

スランプは、新たな扉が開く前兆

スランプに陥ると、「今までのやり方が間違っていたのでは?」と思うことがあります。
でも、そうではなくて、「今までの学びを一通り終えたからこそ、新たな課題に気づける段階に来た」 ということなのかもしれません。

「学びは尽きるものではない」
だからこそ、その過程に楽しさがなくてはいけない。

もし、今の学びが苦しく感じるなら、
「やり方や方向性を変えるタイミング」 なのかもしれません。

「今までの学びは間違いではなく、必要だった」


学ぶほどに、未熟さを感じる。
そして、「まだまだ足りない」と焦る。

でも、その焦りに飲まれるのではなく、
「ここまで学んだからこそ、今の課題が見えたんだ」と思えたら、
少し心が楽になる気がします。

どこまで学び続けるのか――
その答えは分からないけれど、今までの道のりが 無駄ではなかった ことだけは確かです。

だからこそ、学びのプロセスそのものを大切にしていきたいですね。

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