「好き」を利用する
好きなもののパワーをいただく
ひきこもりから外へ出ようとする際、
自分にとって大きな課題となったのが、
生活習慣の改善でした。
その時色々試した中で効果があったのが、
「好き」
を利用すること。
私の場合は「食べること」でした。
モーニングへ行く
早起きを習慣化するために始めたのが、「モーニングを食べに行く」ということです。
• 時間制限があるため、必然的に早く起きる必要がある
• 外出するために化粧をし、身支度を整える
• 外に出ることに慣れる
この一連の流れが、後にアルバイトに出られるようになるきっかけにもなりました。
「美味しいもののためなら頑張れる!」という気持ちが、早起きを続けるモチベーションになったのだと思います。
「好き」への愛とのその力
この好きなもの、
興味のあるものを原動力にする。
と、いうのは、
遠回りに思ながらも、
実は1番の近道であったりします。
他にもひきこもりについての講演会で、
好きな作品のコンサートに行くことで外に出るきっかけを掴んだ方のお話も伺ったことがありました。
知人は、
朝の好きなテレビ番組をリアルタイムで見る!
と決めて心地よいリズムを整えていったそうです。
怖さと戦うため。
頑張るため。
辛い思いをしてでも。
そんな風に動こうとしても、
私は足がすくむばかりでした。
好きなものには愛があり、
愛を基盤に動くから、
ゆるやかでも、
スムーズに、
温かく物事が進んでいくのかもしれません。