何もできない時にできること
こんにちは。
ひきこもりの時、
それからひきこもりについての話を聞いた時、
一番たくさんでてくるキーワード。
「動けない」
「焦り」
頭では分かってる。
何かしなきゃと思ってる。
でも、体が動かない。
そんな時にできる1番カンタンな、最初の一歩を書いていこうと思ます。
・STEP1 呼吸をする
それだけのことなのですが、
大切なのははじめに吐き切ること。
体の中に溜め込んでいたストレスが、身体の中で黒い煙になっているのをイメージし、お腹を引っ込めながらゆっくりと吐ききります。
吐ききると自然に空気が入ってきますので、そのまま新鮮な空気を吸います。
あとは心地よいペースでいいので、「できるだけゆっくり吐くこと」に集中しながら呼吸を続けます。
※お布団から出られない時は、寝たままでも大丈夫。
1日1回、できる分だけでOKです。
・STEP2 足をくっつけて、隙間をなくす
起きることができて、
立てるようになったら。
(または、呼吸に慣れてきたら)
今度はかかと・もも・膝・太もも同士をくっつけて、STEP1の呼吸を続けます。
うまくくっつかない時は、
くっつけようとするだけでOKです。
※おしりの穴をキュッ!と締めるようにするとくっつきやすいです。
こうすることでだんだんと、自分に意識が戻ってくる感覚が出てきますので、気持ちが落ちつくまでやってみましょう。
・続けるとどうなるか
STEP1とSTEP2、
これは私が揺り戻しが起こっているなと感じた時に、緊急的にやっていることです。
呼吸を整えることで、自分を整えることができ、ひいては本来の自分に戻ってゆくことができ、
そして脚を閉じてそれをすることで、一時的に自分の軸をつくることができます。
動けなくなるくらい疲れ果てて、ひきこもってしまうとき、
原因のひとつに、相手に合わせすぎたり、相手の気持ちを考えすぎて、
エネルギーが枯渇している。
ということがあります。
個人的な感覚になるのですが、
脚を閉じると周りから雑念や心配の念が入りにくくなり、
「今の自分に100集中できる」状態になれるので、
少しずつ、エネルギーを回復させることができるのです。
その心地よさを味わうだけでももちろん充分ですし、
たまに、ふと、
「これやってみようかな」
と思える時がやってきたら、
それをできる範囲で、やってみるのもオススメです。
家の中でできないことだったら、調べてみるだけで大丈夫。
それだけで確実に一コマ進んでいます。
※このとき、「絶対にこれを次に繋げよう!これで変わるぞ!」という意識は、どうか置いておいてくださいね。
(焦りやストレスの原因になってしまうことがあるため)
そして、それが出来た自分を、できれば褒めてあげてください。
それを続けることで不思議と焦りが薄くなり、なんだかわくわくと動けている時がある!
そんな自分に、気づくことでしょう。