スポーツにおける伸びしろを求めて

大谷選手・山本選手が所属するドジャース、ワールドシリーズ優勝しましたね。大谷選手の今シーズンは、10年7億ドル契約での移籍一年目、一年通して初めての打者専念、水原元通訳問題で、これまでと異なるシーズンの入りでしたが、自身が最も望んでいたポストシーズン出場で、ヒリヒリする10月を過ごすことができ、技術や身体能力もさることながら、改めて鋼のメンタルの持ち主であり、また、運(夢や目標)を引き寄せる力があるなぁと感心します。

ところで、最近、私が注目していた日ハムの柿木投手がとうとう戦力外になってしまいました。いわゆる今流行の素材型で馬力がある投手ではありませんでしたが、大阪桐蔭時代は、投げっぷりが良くて、いいピッチャーだなと思っていたのですが、プロになってから伸びませんでしたね・・・
ドラフトでの指名も上位ではなかったので、スカウトの方は入団後の伸びしろについて、ある程度予測できていたのですかね。

スポーツによって求められる能力は違ってますが、伸びしろって何なのでしょうね?自分なりに要約して表現するならば、『あるスポーツで優位になる後天的には得がたい身体能力を持っており、更に技術や戦術の体得が進めば、一層のレベルアップが見込まれる状態』でしょうか。
そういう意味で柿木投手は、全体的に高いレベルでまとまっていた印象ですが、高校時代がピークと見られていたのか、まとまり過ぎて武器になる球がないとみられていたのか分かりませんが、伸びしろを見極める力ってホント難しいと思います。。。

息子は現在、サッカーをしていますが、できれば中学生以降も何らかのスポーツを続けてもらいたいし、少しずつでも成果を残して自己肯定感が上がるといいなと願ってます。
その上で、10代前半は、後天的に獲得しがたい能力を持っているか否かは分かりませんので、10代後半以降の伸びしろを作るため自身の身体能力をできるだけ向上させた方がよいと考えています。

息子の少年サッカーを見ていても、足下の技術を磨くスクール、戦術やポジション理解を深め実践していくためのクラブチームや少年団がありますが、基礎的な身体能力を向上させるためのトレーニングに割く時間がないので、どうしてもプレーに切れが無いのですよね。。。なんかフラフラしているというか、走り方も悪い子が多いので、厳しいことを言うと、スポーツする以前の問題というか・・・
この手の内容で、子どもの頃は、鬼ごっこや木登りなど、全身を使うような遊びをした方がよいと書いてある記事を見かけますが、私が書いたことも、結局そこに帰結すると思います。ただ、このご時世、娯楽が沢山あるので、純粋に外遊びを継続できる小学生がどの程度いるのか疑問ですが。

まあ、そういった持論がありますので、小学生高学年以降、私もサポートしつつ、息子の身体能力を向上させるようなトレーニング(走り方、柔軟性、アジリティ、体幹、跳躍(スプリント)など)を意識して取り組んでいるところです。何らかのスポーツが好きで継続し、かつ、成果を残していきたいのであれば、技術もさることながら、小学生高学年から身体能力を向上させるようなトレーニングをして将来の伸びしろを作っていきましょう!

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