ウェルネストホームの坪単価ってどれくらい?

こんにちは。この記事では私の家の坪単価を紹介します。
「ウェルネストホームは高い」というのは創業者の方もYouTubeで話されてますが、やはり高いです!(特にえがく家)

光熱費やメンテナンスが安く済み、さらに寿命も長いということなので、他のメーカーと一概に比べて良いかどうかはさておき、、、とにかく金額は気になりますよね!

高いってどのくらい?って感じですし、ネット上で調べても金額の幅が広かったり、定義も曖昧で結局よくわからない・・・。しかも、ここ数年で値上げも進んでいるので最新情報が知りたい、などなど。

私も契約前はおおよその金額しかわからず、漠然とした不安を感じながら恐る恐るアドバイザリー契約を結びました。もっと早く具体例を知っていれば、安心できた or 他の商品やメーカーを選ぶ決心がついたと思います。
ということで、2023年の情報になりますが、これから検討される方の参考になれば幸いです。

この記事での坪単価の定義

まず断っておきますが、”坪単価”という言葉は曖昧です。以下の記事にも書きましたが、税金も入ったり入ってなかったり、書き手によって違います。

そこで、この記事の"坪単価"を以下のとおり定義します。

  1. 上物と基礎にかかる費用を延床面積で割った金額。税金(10%)を含む。

  2. 住宅設備費(キッチン、風呂、洗面、トイレ)含む

  3. 造作工事(備え付けの棚)、電気設備工事(照明、エアコン、スイッチ、太陽光)含む

  4. 基礎と上物に関わる標準外の仕様(防火サッシ、深基礎、ウッドショック対応費用など)含む

  5. 土地・地盤改良工事・外構工事は含まない

  6. カーテン、家具、家電は含まない

  7. 諸費用(住宅ローン手数料、火災保険、上下水道加入金など)は含まない

  8. 補助金は含まない

簡単に言うと、この記事の坪単価は上物と基礎について関わる税込み金額を延床面積で割った単価です。

それでは坪単価公開!

前置きが長くなりましたが、我が家の坪単価は140万円/坪(税込)です。

内訳は以下のような感じです。
<本契約時点>
・標準仕様および設計費用で110万円/坪
特殊事情(準防火エリア仕様や深基礎など)によりプラス10万円/坪
<追加工事変更契約時点>
・設備や造作家具、太陽光などでプラス20万円/坪

商品や地域によって単価は異なるでしょうから、あくまで東京のえがく家の値段と考えてください。都心ということでかなり割高だと思います。ただ、最近はさらに値上げされたようなので、これから契約される方はもっと高い金額になると思います。
なお、都心の坪単価が高い理由については、以下の記事で考察しています。

想定外だった?

私の家は延床面積が33.6坪なので、坪単価140万円ということは上物と基礎の総額が税込4,700万円ということになります。
正直なところ、家づくりを始めたばかりの無知な自分からしてみると、めちゃくちゃ想定外の金額です。無知な頃の私はネットの情報を信じて、坪単価80万円くらいで注文住宅を建てられると思っていました。最初からこんなに高いと知っていれば駅近のマンション購入もありだったかな~と今更ながら思ったりもします。

ただ、メーカー選定を始めて、三井ホームや住友不動産などのハウスメーカー数社から見積もりを貰った段階で、少なくとも4,000万円を超えそうなことが分かり、ネットの情報は当てにならないことを理解しました。
そして、ウェルネストホームとやり取りを始めて、アドバイザリー契約の前段階で営業の方から「オプション含めて4,600万円くらいになるだろう」と言われていたので、その頃には都心の家づくりの相場を理解して、心構えが出来ていました。

大手メーカーと比べて高い?

140万円/坪という金額を聞くと、高すぎると感じる方がほとんどだと思います。特に家づくりを考え始めたばかりの方は信じたくないですよね・・・

普通にネットで調べても、積水ハウスや住友林業などの高級メーカーでも100~130万円/坪と言われているので、140万円/坪はかなりの金額です。
ただし、それらの高級メーカーも最終的には140万円/坪以上になるケースは多いと思います。私もウェルネストホームと契約する前に、三井ホームにもある程度のオプションを見込んでもらって見積もりを貰いまいしたが、その時点で約130万円/坪でした。もし契約していたら、オプション追加などでやはり最終的には140万円/坪ほどの金額になっただろうと思います。

削減の余地あり?

私の坪単価のうち、20万円/坪は追加変更・オプション費用です。それらを無くせば、600万円以上減らせるじゃん!と思う方もいらっしゃると思いますが、それは無理です。特にウェルネストホームの場合は照明やキッチン収納、玄関の靴箱などの必要なアイテムもすべて追加変更契約に入るので、オプションと言いつつも最低限必要なモノばかりでほとんど減らせません。
私の場合、オープンキッチンへのグレードアップなどで多少贅沢しましたが、もしそれらを標準仕様にしたとしても減らせるのは200万円くらいだと思います。
オプションの詳しい内容は以下の記事で紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

ウェルネストホームの坪単価で思うこと

色々と書いてきましたが、結局のところ、ウェルネストホームの価格は高いです。ただし、有名な大手ハウスメーカーで建てた場合とはそこまで変わらないと思います。たとえ多少高くても、光熱費やメンテナンスなどのライフサイクルコストで考えれば長期的視点では逆転する範囲だと思います。

温度や湿度が年中快適で、自然素材に囲まれて、ダニやカビの心配もない、というのはかなり魅力的ですよね! 坪単価という金額だけで見ると高いですが、決して納得できないレベルではありません。

また、最近はウェルネストエンジニアリングの新商品"つなぐ家"もリリースされたので、少し価格が下がる選択肢も増えました。(私の頃にも出ていて欲しかった~~!!)
ということで、家の性能やライフサイクルコスト、健康が気になる方は、価格が高いことを覚悟の上でウェルネストホームを検討されると良いと思います。

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