高性能住宅の電気代 大公開!
この記事では日本トップクラスの高性能住宅と呼ばれるハウスメーカー ウェルネストホームの一軒家(断熱等級7、C値 0.1)に住んでからの電気代を公開します。
まえに以下の記事を書きましたが、「高性能住宅だと電気代が安くなる」と言われても「実際どのくらい?」と知りたい方も多いと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
家の仕様やエアコンの使用頻度については下の方に記載しています。
なお、電気代は安いほうです!ただ、断熱等級7だからもの凄く安いというわけではありません。
例えば、以下の断熱等級6の方と比べると、電気代はほぼ同じです。(地域や家の広さ、太陽光発電の容量も同程度)
なので、断熱等級は6以上であれば電気代はそこまで変わらないのかな〜、と感じています。
それでは、我が家の電気代を公開します!
電気代公開 (2024年1月~)
請求月の電気代(カッコ内は購入電力量)です。住んでいる地域は温暖な関東南部、太陽光発電は毎月450〜500kWh(梅雨は300〜350kWh)ほどです。
1月 16,451円 (508 kWh) 太陽光無し
2月 17,277円 (532 kWh) 太陽光無し
3月 15,599円 (483 kWh) 太陽光無し
4月 12,727円 (424 kWh) 太陽光無し
5月 10,678円 (323 kWh) 太陽光無し
6月 6,490円 (156 kWh) 太陽光あり(総消費量 305 kWh、売電 337 kWhによる別収入5,392円)
7月 8,925円 (294 kWh) 太陽光あり(総消費量 382 kWh、売電 231 kWhによる別途収入3,696円←梅雨の影響で売電少なめ)
8月 9,960円 (261 kWh) 太陽光あり(総消費量 491.2 kWh、売電 304 kWhによる別収入4,864円あり)
9月 9,279円 (276 kWh) 太陽光あり(総消費量 475.2 kWh、売電 300 kWhによる別収入4,800円あり)
10月 8,481円 (243 kWh) 太陽光あり(総消費量 386.7 kWh、売電 231 kWhによる別収入3,696円あり)
11月
12月
ということで、太陽光売電の別収入を含めると、1ヶ月の電気代は約5000円ほどになります。
また、太陽光発電設備の元をとるのは14年程かかりそうです。(費用が110万円ほどで、東京都から40万円ほど補助が出たので、残り70万円を毎年5万円ずつ埋めていく計算)
家の仕様
延床面積: 約110平米(2階建て)
断熱気密: 断熱等級7 気密C値 0.1
電気: オール電化 (東京電力エナジーパートナーTEPCOと契約)
ガス: ガスは使っていません
空調: 1階と2階に6畳用エアコンを1台ずつ
24時間換気: 第1種ダクトレス換気(ヴェントサン)
給湯: エコキュート(480L。深夜に沸かすタイプ)
太陽光発電: SHARP 4.2kW
(2023年11月に家が完成しましたが、太陽光発電の売買契約が始まるまでに約半年待ちました。2024年5月途中から太陽光発電を開始しています。)
その他、冷蔵庫1台、洗濯器はドラム式で1日1回洗濯&乾燥、食洗器は夜に1回、テレビ、炊飯器、電子レンジ、パソコンはどれも1台。照明はすべてLED。他に大きな電力消費はありません。4人家族です。
エアコンの使用季節
春(4,5月)や秋(10、11月)はほぼエアコンを付けずに過ごしています。けっこう窓も開けます。外気温が25℃を超えると2階LDKがムワッとしますが、サーキュレータで1階から冷たい風を送ると良くなります。
外が28℃超えると2階のエアコン1台を冷房運転します。冷気がなかなか1階まで回らないので、サーキュレーターも2, 3台ほど回します。2階冷房の設定温度は26.5〜27.5℃程度です。
真夏(7, 8月)の35℃を超える猛暑になると、2階の冷房だけでは無理になり、1階の冷房もつけます。
特に最初の2年間は家の駆体から湿気が多く放出されるため、暑くなりやすいそうです。そこで、1階冷房の設定温度を21℃にして除湿します(メーカー推奨)。
冬は12月から3月中頃まで1階のエアコンを暖房運転します。設定21~22℃くらいです。部屋によって温度のバラつきはあるものの、総じて室温は20℃~23℃で快適でした。冬もやはりサーキュレーターを兼用して1階の暖かい空気を2階へ送ります。
上記のようなエアコン設定であれば、家中がほぼ快適温度となり、住み心地は良いです。
あえて欠点を挙げるなら、サーキュレーターを複数台置くのが面倒で、けっこう邪魔です。最近のウェルネストホームの家は機械室からダクトで送るパターンも多いようなので、これから建てる方はそちら選ぶ方が良いかもしれません。
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