ウェルネストホームで家を建てる ~追加変更・オプションの内容公開!~
追加工事変更契約について
どのメーカー・工務店でも同じだと思いますが、家づくりの際はまず本契約を結び、その後追加変更工事契約を結びます。
本契約で大まかなプラン・金額について合意して、その後の打ち合わせで細かな仕様を決めて、追加工事変更契約で最終合意する形です。
本契約にどこまで含めるかはメーカーや状況によって異なると思いますが、ウェルネストホームの場合は標準仕様ベースで本契約を結び、その後の仕様打ち合わせで細かな仕様を決めて、追加工事変更契約で標準仕様からの差額を反映します。
みなさんも追加工事変更を想定してある程度の予算を組まれると思いますが、その金額の妥当性まではなかなか判断がつかないと思います。
また、追加変更・オプションと聞くと、贅沢仕様への変更ばかり思いつくかもしれませんが、実際はそうではありません。例えば、照明や玄関の靴箱など最低限必要なものも標準仕様に含まれてなければ追加契約の対象です。
具体例を聞かないとピンと来ないと思いますので、以下に私のケースを紹介します。ウェルネストホームの追加工事変更の内容や金額のイメージを持っていただく一助となれば幸いです。
ざっくり公開!私の追加工事変更の内容と金額
では、さっそく気になる金額からですが、私の追加工事変更金額は総額900万円(税込み)でした。内容はざっくり以下の通りです。
造作工事: 100万円
電気設備: 200万円
住宅設備: 250万円
外構工事: 270万円
消費税: 80万円
以下に各項目の詳細を書きますが、食洗機は国産ですし、そんなに贅沢したわけではありません。私よりもっと高い金額になる人も多いと思います。
1. 造作工事
この主な内容は収納です。標準仕様ではわずかな収納しか付いていないので、玄関の下駄箱やシューズクローク、衣類クローゼットの棚やハンガーラックなど必要なものを追加しました。他に、玄関ドアの電気錠への変更、壁の下地材、室内干し用のホシ姫様なども含まれます。
壁の下地は高くないので、将来的に必要になりそうな箇所は付けておいた方が良いと思います。
また、トイレの壁はもしもの汚れを考えてルナ漆喰からビニールクロスに変更しましたが、その分は逆に安くなりました。
2. 電気設備
電気関係のざっくりとした内訳は以下の通りです。
太陽光発電 110万円(4.2kW)
照明 40万円(施主支給除く)
エアコン 30万円(6畳用2台。取り付け費込)
TVアンテナ 10万円(家庭用壁面デザインアンテナ)
エコキュートアップグレード 10万円(東京ゼロエミ補助金目的)
エアコンが6畳用2台で済むのはさすがウェルネストホーム!
照明はペンダントライトなど施主支給を含めると、さらに30万円ほどかかりそうです。
コンセントは大した金額にならないので、使う可能性があるところはたくさん付けてもらいました。
3. 住宅設備
ここは興味がある方も多いと思うので、すこし詳しく書きます。
・キッチン +90万円
標準仕様のTOTOミッテI型からザ・クラッソ フラット対面式に変更した金額です。食洗器は日本製です。フラット対面は色々なメーカーを調べましたがどこも高くて追加コストは100万円くらいです。
・キッチン収納 +70万円
キッチン収納は標準仕様に無いので、必ず追加コストで付けることになります。
私は無垢の面材と価格が気に入ってウッドワンのスーイージーを選びました。LIXILやTOTOの収納も同じくらい高価なので、結構悩むと思います。
・ユニットバス +25万円
お風呂は標準仕様のTOTOサザナを選んだので、こんなにコストがかかると思ってませんでした。追加コストの理由は、2階への設置料金とメーカーの値上げによるものだそうです。2階にお風呂付けるのは大変なんですね。
・洗面台 +45万円
これは幅90cmの洗面台を1台追加したコストです。1階に標準仕様のオクターブ、2階にTakara Standardのエリーナ幅90cmを入れました。
・トイレ -1万円
1台をタンクレスにしたかったので、標準のTOTOウォシュレット一体型便器をPanasonic アラウーノS160に変更しました。これは安くなって嬉しかったです。
他には追加配管や送料などもあり、全体で250万円ほどになりました。
住宅設備は各メーカーによって値引き率が異り、値引き後の金額はウェルネストホームに聞かないとわかりません。私の場合、値引き前の金額はTakara Standardが色々と安かったのですが、値引き後はTOTOの商品が驚くほど安くなりました。(値引き前の金額って、いったい何なんですかね…)
ウェルネストホームの場合はTOTO、LIXIL、Panasonicなどの値引きが大きいそうですが、商品によっても値引き率が変わるようです。自分では調べられないので、興味があるものはウェルネストホームに一つ一つ標準との差額を確認してから決めましょう。
4. 外構工事
外構はシンプルに駐車場と表札・ポスト、柵、多少の盛土のみで、植栽は一切無いのでたいした金額にならないと考えてました。しかし、追加工事変更契約の中で最も大きな金額になりました。コンクリートや重機作業など大変な工事になので、外構はインテリアと比べて高額なんですね。。。
外構は最後にドタバタで決めたので、こんな金額なのであればもっと色々と考えたかったというのが正直なところです。ということで、さらなる追加変更も検討中です。皆さんもドタバタならないようにご注意ください。
以上が追加工事変更の内容になります。
仕様打ち合わせの前からある程度の金額になることは覚悟していましたが、なんとなくのイメージしかなかったので、いざ打ち合わせを始めるとどんどん追加コストが発生しました。
最近は物価上昇で各メーカーの値上げも相次いでおり、数年前であれば1割以上安かったのかな~と思います。こればかりは仕方ないですね。
上記以外に、カーテンや各種家具などは自分で揃えていく必要があるので、まだまだ数百万円単位で資金が必要です。
「数千万円の家を建てるなら、仕様も贅沢は出来ないけど、妥協もしたくない」となり、金銭感覚が完全にマヒしてきますね。。。((@д@_))
仕様打ち合わせは楽しい時間なので、ぜひ予算にはある程度の余裕を見込んでから臨みましょう!