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マンション管理費を38%削減できました

2018年から数年間かけて、様々なコストダウンを行い、マンション管理費を38%削減する事ができました。当マンションは16戸の小規模マンションですが、金額としては、年間120万円のコストの削減となり、これを修繕積立金に振り分けることができるようになりました。コストダウンの大きな切り口は下記の5点です。

1)事務管理費:40%削減
これは管理会社によって大幅に変わってくる金額です。今回なぜこのような40%ものできたかといいますと、今まで依頼していたマンション管理会社が、そもそも非常に大きな会社であり、当マンションのような小規模マンションの管理を行うのに適した管理会社ではありませんでした。

そのことに長い間気づかず来てしまいました。今回はいろいろな規模の管理会社を調査した結果、最終的に小規模マンションの管理を得意とした、規模の小さい管理会社に変更することにより、このようなコストダウンを実現することができたものです。

規模の大きいマンションは、マンション管理会社にとって売り上げが大きく魅力的です。一方、当マンションのような小規模マンションは売り上げ規模が小さく、大規模な管理会社にとっては魅力がないと言うことです。

2)定期清掃の廃止 :100%削減
週4日の日常清掃とは別に、定期清掃を竣工依頼ずっと行ってきました。具体的には、毎月1回清掃業者が回転ブラシを用いてタイルフロアーの清掃を行うもので、これを行わないとマンションのクリーンな状態を維持できないと思い込んでおりました。

実際にどれだけ意味があるかと言うことを調べるため、いろんな業者にも相談し見積もりを取ったりいたしました。業者さんからのアドバイスは、そもそもマンションがそれほど汚れていないので、必要ないとのアドバイスでした。

汚れていないタイルを、回転ブラシで清掃した場合、タイル表面を傷つける事になり、逆に良くないとのご指摘でした。このことは、目から鱗でした。
実際、定期清掃を取りやめましたが、タイルの汚れが目立つと言うようなこともなく、何の問題も発生しませんでした。

3)給水費用:100%削減
当マンションは4階建てですが、これまでは給水タンクが設置され、そこから給水ポンプを用いて各住戸に給水しておりました。ところが水道業者にいろいろあたり、調べた結果、こういったことをせずにダイレクトに水道を各住戸に供給できると言うことがわかりました。要は、4階まで給水する十分な水圧があり、ポンプも必要ないとの事でした。

直結給水できる事が分かった為、給水タンクやポンプを廃止することにいたしました。その結果水槽の保守点検費用、給水ポンプの保守点検費用、問題があったときに警備に来てもらうための機械警備費、給水ポンプの電気代が全て不要になり、年間27万円もの金額をコストダウンできる事になりました。

4)電気代:44%削減
照明とエレベーターの電気代を削減しました。照明に関してはLED化することによりおよそ3分の2に削減することができました。またエレベーターは電子ブレーカーを用いることによってなんと4分の1に削減することができたのです。この電子ブレーカーについては、私もあまり知識がなかったので、いろいろ勉強してみたところ、相当効果あることがわかり実施したものです。

5)消防設備点検:68%削減
消防設備点検は、以前は管理会社経由で頼んでいましたが、直接業者さんにお願いしたところ、68%もコストが下がることがわかりました。結局、管理会社のマージンがかなり大きかったということです。

以上が削減効果の主なものでした。詳細は下記の表のとおりです。

残念ながら、今後は清掃費用、日常清掃費用等の費用が値上げがされる可能性がありますので、また新なコスト削減の切り口を探す必要があると思っています。

今後はエレベーターの更新工事にともない、メンテナンス費用の見直しを行って、管理費用の最適化を進めていきたいと思っております。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今後もあなたのお役に立てる記事を投稿していきますので、スキ・コメント・フォローなどを頂けますと感謝感激です。宜しくお願いいたします。

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