工事の不具合は「動画」で連絡すると 効果的
当マンションの外壁修繕工事も終盤に入り、足場も取れ、足場があったために防水ができなかった部分についての工事が残るだけとなりました。
その最後の防水工事が行われるバルコニーを見ていましたら、足場の跡がついているにもかかわらず、塗装を始めているのに気が付きました。
本来、防水塗料を塗るためには、きちっと高圧洗浄を行って表面の汚れを落してから行うのが基本です。この日は、監督者が別の現場に出向いており、この様子を見ていませんでした。
このため工事責任者の方に私から写真を送って「このような状態で塗装が始まっていますが、大丈夫でしょうか?」と確認しましたら、「いつもこうしてるので大丈夫です」と元気な声で連絡が来ました。
ところが、割り箸の先で汚れのひどい所を擦ってみたところ、汚れがボロボロ簡単に取れてしまうことがわかりました。そこで、擦って汚れが落ちているところを動画で撮って、工事責任者に送ったところ、「洗浄をし直します」との連絡が即ありました。写真を送っただけでは納得していただけなかったことが、動画を送ることによって即理解してもらえた事例でした。
今回の工事はできるだけ費用を抑えたいということもあり、管理者が常駐せず、管理者が他の物件を掛け持ちしながら、巡回監視でおこな行うやり方を取っています。そしてこの日は丁度、他の現場に出向いているタイミングでした。
常駐監視ではこのような事は起きにくいと思いますが、巡回監視の場合は
細かいところまでなかなか管理しきれないことも事実です。この為、巡回監視で工事を行う際には、このような不具合が起きないよう、こういった動画なども使いながら、工事監督者とのコミニケーションを補っていく必要性を感じました。
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