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若い頃に知りたかった

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現在アラフィフである読書好きの私が、生きる上で絶対に揺るがせにできない大事な考え方や哲学を、書き綴っています。メンタルが弱く不安がりで、生きることが怖かった、若い頃の自分へ向けて…
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2024年10月の記事一覧

「願うと かなわない」という 世にも奇妙な物語(笑)

人は、経験則によって、「こういうときは、だいたい、こうなる」というような、何かのパターン・傾向みたいなものを、うっすらと感じながら生きていたりするものですよね。 わたしが日常で感じる法則は、 「執着する願いは、叶わない」ってこと。 そういうのを、俗に言う「引き寄せの法則」と言うのかどうかよく知りませんが、何かの理想の状況を強く願い、固執することで、逆に遠ざけたり、取り逃がしたりする感じがするのは、わたしだけでしょうか。 実際には、「強く願ったからこそ、叶った」という事

これがリアルな 男と女の大ゲンカでござい

数日前、夫と久しぶりにケンカをした。 正味3~4時間ほどの、どなり合いのケンカである。 ケンカの発端は、そう。 「夫のお母様たちが、我が家にいらっしゃる」という、この世で最も恐ろしい事件、予定に端を発する。 詳しい経緯は、この記事をどうぞ⤵ お母様たちがいらっしゃる「Xデー」は、1週間後。 重たい腰を上げ、少しずつ掃除する日々がはじまっていた。 しかしその日、夫が「旅行の日にちが、まだ確定できない」などと言ってきた。 (はぁ……まだそんなこと言ってるの?) 私は、

「女」であることにうんざりする瞬間

夫のお母様(90歳)と、その娘(夫の妹さん・私より10歳年上)が、この秋に、東京観光にいらっしゃると言う。 ホテルも予約し、観光したいスポットをあちこちあげては、夫と電話で打ち合わせているようである。 私たち夫婦は都内在住なので、お二人の旅行中、どこかで合流して、道案内をしたり、食事などをご一緒するんだろうな。 そんな風に思っていた。 しかし、数日前の電話で、 「(私たち)ふたりが暮らす家も見たい」と言ってきたらしい。 夫はさらっと、「別にいいよ」と受け応えたと言うか

【続編】生きるってなんてバカバカしいんだ!!【シヲンさんへの手紙】 

先日、シヲンさんという方が、わたしの記事『生きるってなんてバカバカしいんだ!! と絶叫した日のこと』を取り上げ、ご自分の想いを書き連ねてくださった。 記事をアップするまで、大分迷われたようだが、スティーブ・ジョブズ氏が遺した言葉  ”stay foolish”  を胸に、勇気を持って私に届けてくれた言葉であった⤵⤵ 私はシヲンさんへの返信として、「コメント欄ではとても書ききれないので、後日、記事としてシヲンさんのことを取り上げさせてください」とお願いしておいたのだが、シヲ

【書く・読む・話す・聞く】 あなたのバランスは、どんな感じ?

私たちは、人から何かを聞いたり、もしくは人に何かを話したり、 本を読んだり、自分の考えを書いたりと、 インプットとアウトプットを繰り返しながら生きていますよね。 「書く・読む・話す・聞く」の4種類の関係性を整理した雑記⤵ あなたのイメージと、だいたい同じでしょうか? それとも違う? 4種の中で、わたしは「書く」と「読む」が圧倒的に好きです。 書くのも、読むのも、「ひとりでする」という点がまず大きい。 それをしながら対話する相手は、いつでも自分。 行為そのものが「静的」

生きるって、なんてバカバカしいんだ!! と絶叫した日のこと

今から20年くらい前。 30歳くらいだった、ある日のこと。 その感覚が、突如わたしの全身に、啓示のようにして舞い降りてきた。 生きるって、なんてバカバカしいんだ!! との切実な思いである。 人が生きていることが、「朝起きてから夜眠るまでの時間の集積」であるとするならば、私は 朝起きてから、眠るまでに、いったい何をして生きているのか? それを思い、なんだか笑えてきたのであった。 当時、30年ほどの人生において、例えば会社勤めをしていて、 朝になると、死ぬ思いで起床し