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#0036 聴くだけで労務の知見が深まる!岩田佑介さんの「ラジオ労務入門」voicyでスタート!

こんにちは。「人事千壺」編集の島居慶美しまいよしみです。先日図解労務入門』の増刷が決まり、おかげさまで3刷となりました👏社内配布や読書会等でもご活用いただいており、発売から半年、おかげさまでAmazonカテゴリー1位も継続中で本当に皆さまに感謝です…✨

そして、その『図解 労務入門』をテキストに、岩田佑介さんの「ラジオ労務入門」がvoicyにて2025年1月よりスタートしました!!労務に関する体系的な知識を、岩田さんの明快な解説とともに耳で学べるとっても贅沢な放送!労務担当者の方はもちろん、個人的にはマネジャーや経営者、キャリアコンサルタントなど労務主業務ではない方々や、働き方の変化が起きている今、組織と個人の関係性を労務観点で抑えておきたいすべての方にもオススメしたく、今回はこちらでご紹介させていただきます!

2024年、年の瀬に飛び込んできたホットトピックの一つが〈岩田さんのvoicyスタート〉のお知らせでした!個人的にも聴覚優位の私としては、複雑で難しく感じがちな「労務」を耳で学べるなんて!(しかも、岩田さんの耳にも脳にも優しいお声と解説とともに!)と思っていたら、岩田さんファンの方々や耳読派のお仲間の方々からの喜びのお声もSNSなどで拝見し嬉しくなった年末でした!

「働き方の専門家」岩田佑介さん

チャンネルのご紹介の前に、まずは簡単に岩田さんのご紹介からさせてください。(この記事をご覧いただいている方々は、知ってるよ!という方も多いかと思いますが、お付き合いくださいませ(_ _))

図解労務入門』の共著者である岩田佑介さんは、「人・本・旅」の領域で広くご活躍の、オールラウンダーでいらっしゃります!(この「人・本・旅」をテーマ選定されたきっかけについては『図解 労務入門』column05(P136)でご紹介いただいています!)

大学4年生の時に社労士試験に合格。その後数社をご経験ののち、2021年に独立。現在は、人事労務の専門家として法人支援のほかに、「働き方の専門家」として、ワーケーションやテレワーク、副業・兼業などフレキシブルな働き方を推進していくための講師業や執筆活動などにも従事されています。

「ワーケーション」を個人としてもライフテーマ、探求テーマとされていて、直近でも「ワーケーション」に関する様々なユニークな活動をされています!

●「ワーケーション社労士Ⓡ」(岩田さんにて商標登録されています!)

●「経営戦略としてのワーケーション入門」を2024年12月にご出版!

●「#
読書ワーケーション」という文化創造活動も推進!

などなど、このあたりはvoicyの放送内でも今後もお話しいただけると思いますが、ご自身で「ワーケーション社労士Ⓡ」を体現されており収録場所も全国各地から!ワーケーション気分をお裾分けいただけるのもリスナーとしての楽しみのひとつです!初回の放送は佐賀県嬉野から、直近は和歌山の白浜からでした。今日はどこから放送されているのかな~と想いを馳せつつ、これから一層ひろがるであろうワーケーションの疑似体験?をさせていただけます^^

岩田 佑介さん

岩田 佑介
#働き方の専門家 #岩田社会保険労務士事務所 所長

【略歴】
特定社会保険労務士。一般社団法人日本ワーケーション協会公認ワーケーションコンシェルジュ。株式会社パソナ、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の2社にて人事コンサルタント、ライフネット生命保険株式会社の人事部長を務めた後に独立。上場企業から中小・小規模事業者まで幅広い企業の労務顧問を務める。2021年より観光庁の「新たな旅のスタイル促進事業」「ワーケーション推進事業」のアドバイザーに就任。著書に『図解労務入門(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』、『ベンチャー・スタートアップ企業の労務 50のポイント(セルバ出版)』など。

【保有資格】
・産業カウンセラー(一般社団法人日本産業カウンセラー協会) 
・MBTI認定ユーザ Level1(一般社団法人日本MBTI協会)

岩田 佑介さん公式サイトより


『図解 労務入門』執筆の背景  ー労務担当として苦戦した経験から

続いて、「ラジオ労務入門」のテキストとなっている『図解 労務入門』とその執筆の経緯についても触れさせていただきます。

『図解 労務入門』は、『図解人材マネジメント入門』をはじめとする100のツボシリーズの第4弾として、2024年8月に坪谷邦生さん、社労士の岩田佑介さん、そして坪谷さんが塾長を務める「壺中人事塾」の修了生(現在はファシリテーター)で当時人事責任者でいらした古茶宏志さんの3名で執筆されたシリーズ初の共著です。

左から古茶宏志さん、坪谷邦生さん、岩田佑介さん(出版記念イベントにて)

「執筆動機」については、坪谷さんの視点で以下のnoteにてお伝えいただいています。


そして、初回の放送「#000】ラジオ労務入門、本日より放送開始です!」でも、岩田さんの視点から執筆の経緯や想いをお話しいただいておりますので、順番は前後しますが、その一部をご紹介させていただきます。

ーー図解労務入門をなぜつくることになったのか。

2社目はライフネット生命で、未経験で人事として入社することになりました。まっさらな立場でいろんなお仕事を体験させていただく中で、私にとっては「ラスボス」だと感じたのが「労務」でした。勉強しても勉強しても一人前になれない、他の領域と異なり労務に関しては1年2年やっても掴めない。全然基礎がわかっていない、苦手意識、苦戦したという想いがありました。

なぜ苦戦したんだろうと思い返したときに、労務の仕事というのは、勤怠管理や給与計算、法改正、社会保険、労災、健康保険、ダイバーシティ、ハラスメントなどいろんなテーマごとの書籍は出ていて、それぞれ細かく深く潜っていくための知識は世の中に溢れていて。一つ一つ読んでいけば、そのテーマにおいては精通することができるのが労務の特長だと思うのですが、「そもそも「労務」という仕事にどういう考え方やスタンスで向き合うべきなんだろう」というその大枠の部分が書かれている書籍や情報、セミナーが、私が知る限りなかったんですね

なので、私は「モグラたたき」と呼んでいますが、出てきた時、トラブルになった時にそのテーマを対処療法的に、虫食い的に調べていくような勉強をしていたため、自分の中でポリシーや全体で考えたらこうだよねといった考え方がなかなか掴めなかったんです。

採用や人事企画、人事制度などは考え方、ベースとなる基盤がある中、労務に関しては見つけきれなかった。じゃあ、ないのであれば作れないかと。『図解人材マネジメント入門』で有名な坪谷さんと当時労務責任者をされていた古茶さんと3人で、労務に関する考え方の本を出していこう!という話になり、生まれました。

なので、例えばハラスメントの対応の方法といった一つひとつの知識的な部分もなるべく細かく書いたつもりですが、どちらかというとそっちに力点をおくというよりは、そもそもハラスメントに対してどうやって考えればいいかといった、原理原則は何か「体系的に労務を捉えていこうというコンセプト」で書いています

そのため、労務の各論を勉強するというよりは、労務を勉強したての方が最初にこの本を手に取っていただいて、それぞれのテーマを深掘っていく前に、基本的な考え方として何を抑えなければいけないのかっということを本書で学んでいただければと思っております。 (岩田さん)

【#000】ラジオ労務入門、本日より放送開始です!」より


voicyにて【岩田佑介の「ラジオ労務入門」】スタート!!


いよいよ「ラジオ労務入門」スタートです!!放送内でもご紹介の番組コンセプトはこちらです。

【岩田佑介の「ラジオ労務入門」】とは

2024年8月発売の『図解 労務入門』をテキストとして、通勤時間や隙間時間に10-15分ほど著者の岩田佑介と一緒に学ぶNHKのラジオ講座的なイメージで放送していきます。 
(岩田さん)

「【#000】ラジオ労務入門、本日より放送開始です!」より

100ツボから構成されている『図解 労務入門』を1日に1ツボ解説予定で、労務に関するニュースや労務担当者が知っておきたい情報も放送の中に織り交ぜつつ、毎回以下の「3chapter」の構成で進められています。

chapter1.チェックイン
chapter2.おしらせ:書籍やイベントなど
chapter3.本題:『図解労務入門』よりツボ解説

できれば、お手元にテキストをおいてもらうとより理解が深まると思いますが、耳だけでも労務に関する基本的な考え方、知識・知見、向き合い方、スタンスというものが伝わるように放送を続けていければと思っていますので、ぜひこれから皆さま、長い旅になりますが「ラジオ労務入門」にお付き合いいただければと思っております。 (岩田さん)

【#000】ラジオ労務入門、本日より放送開始です!」より

あらためて、労務を文字情報だけで学ぶことにハードルを感じている方や書籍の100ツボが多く感じているという方にとっても、1日に1ツボずつ、一緒に達成感を感じながら、負荷なく学びを続けやすい設計かと!私は移動中や家事をしながら耳で聴き、その後テキストで文字情報や図解を追うと理解が深まることを実感しています。

▼チャンネルはこちら!是非チャンネル登録を^^


【#001】労務とは何か?

現在、10回ほどの放送が終了。「全放送」が推しとなるのですが、その中でも3つに絞りご紹介させていただきます!

1つ目は【#001】です(テキストP8 )。「労務とは何か?」その定義を、「労」「務」の漢字のもつ意味から丁寧にお話しいただいており、まずはじめに必須で抑えておきたい内容です。


【#006】現代の労務の重要テーマは?

2つ目は【#006】です(テキストP18 )。コロナにより働き方が一変し、労務の考え方、向き合い方、哲学が強く求められるようになった背景や「人的資本経営」の広がりから情報開示における労務の役割の拡大など、岩田さんに解説いただきながら環境変化とともに労務の重要テーマの移り変わりを俯瞰的に抑えることができます。


【#008】オペレーションエクセレンス(OE)とは何か?

最後は【#008】です(テキストP20 )。 著者のお三方作成「労務に求められる3つの役割」のホロン構造(テキストP21)をもとに、オペレーションエクセレンス(OE)の役割と重要性についてお話しいただいています!

また、放送の冒頭はHRzineのイベントの感想(感動)からスタート!本イベントは「労務担当者のキャリア」(『図解 労務入門』第10章)をテーマに、登壇者と参加者とのインタラクティブなやりとりで進行。参加者の皆さんの労務に対する覚悟や想い、熱量が溢れ場となり、登壇者のお三方も泣きそうになった…といったエピソードもお話いただいています。

労務イベントでの「私は、労務が大好きでして~」からはじまる「岩田さんの労務愛」を感じるこのフレーズが大好きです^ ^ (きっと私だけでないかと!)

【HRzine DAY 2025 Winter】  2025年2月6日 <開催済>
労務担当者のキャリアデザイン~『図解 労務入門』の著者3名と考える~


『図解 労務入門』著者、イベント登壇予定!

『図解 労務入門』発売から約半年となりましたが、引き続き「労務」テーマでのイベント登壇も続いており、直近では、2/20にSmartHRさんでのイベントに登壇予定です!

『図解 労務入門』第1章をベースに前半は坪谷さんからお話しの後、後半は著者3名とのインタラクティブにやりとりする流れです。ちょうど岩田さんのここまでのvoicyを聴かれて本イベントへご参加いただくと『図解 労務入門』第1章の理解が深まるかと、ご都合許す方はぜひご参加ください^ ^

<このような方におすすめ>
・最先端の人事労務動向を知りたい方
・人事の推進には人材マネジメント・労務の両輪が不可欠である理由を知りたい方
・従業員と組織の関係性を高め、パフォーマンスを最大限発揮させたいと考えている方

・日時:2025年2月20日(木) 15:00-16:30 【無料】
・場所:オンライン配信 ・参加方法:Zoom
・テーマ:人材育成 / 労務 / タレントマネジメント
・対象者:人事・労務部門の担当者さま、責任者さま、経営者さま など
・主催:株式会社SmartHR

▼詳細・お申込はこちら


そのほか『図解 労務入門』を公式テキストとした人事の学び情報を2つご案内です!

1️⃣人事の基礎知識をスピーディーに習得・確認・証明する人事力検定
【2025年3月受検】受検期間:2025年3月1日-31日

3名で設問設計された「人事力検定『労務入門』」も2024年12月検定からスタート!年4回(3/6/9/12月)実施、学習期間目安は1週間から1カ月です。皆さまのチャレンジお待ちしております!

▼人事力検定公式サイト  詳細・お申込はこちらにて


2️⃣人事のプロフェッショナルを目指す有志による研鑽の場「壺中人事塾」
【2025年5-7月受講】申込:2025年2月下旬以降

学習会(毎週実施)は「人材マネジメントコース」(ファシリテーター:坪谷さん)と「労務コース」(ファリシテーター:岩田さん)の2コースです。2025年5-7月期、まもなく募集開始!詳細は公式サイトにてご確認ください。

▼壺中人事塾公式サイト  詳細・お申込はこちらにて



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