好きなもの備忘録①Lifetime/松木美定
生きるのは多分これからもずっとつらいんだろうな。疲れて好きなものを見失う前にこうやって文字にして残しておこうと思う。
①Lifetime /松木美定
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松木美定さんの歌詞は自分の生活にすっと入り込んで、馴染むような感じだから好きだ。
1番頭
キリのない想像で
煮詰まってきたら
去って晴れの
根を捕まえて
2番頭
鏡を見つめて
疲れて息をついた夜
それでも進む時を食べて
ひと眠りして
特に、この2つ歌詞が好きだ。
自分が駄目なやつだなとか、情けないな、と思った時にこの部分を口ずさむ。
言うなれば人生は有機物 味もする
放置して色がくすんでも
日差しで帳消し
まあよくあることさ歪みじゃないのさ
実意の行進という曲にも「味もする」と人生を食に例えているのが松木美定の癖が出ていて面白い。
ものすごく余談
受験勉強と家族関係のストレスで最近おかしくなってきている気がする。なんとか大学に行ったら、そこまで頑張れば、後は自由に音楽ができる。そうやって自分に言い聞かせて勉強はしてきたものの、もうかなり限界かもしれない。
本当に音楽がしたかったのかすら分からなくなってきている。ストレスのせいだと思いたい。
そもそも根源的な欲求として、なぜ音楽を作りたかったのかと考えると、自分を表現できない悔しさだったと思う。もう、溶けた。を始めて聴いて同い年でこんな曲を作れる奴がいるのか、と尊敬したと同時に何も生み出せない自分に悔しくなった。だから受験期にもなって友人とコンピアルバムを作ったんだなと思う。
好きなものがあったからなんとかやっていけてきた人生だったけど、もしこの状態がずっと続いていくのなら、何のために生きればいいんだろうか。