効率?
定期的な子ども関係の集まり。
毎度顔を合わせていると不思議と
お互い打ち解けあってくる。
大人が集まると雑談が始まる。
皆さん意外と芸達者。
趣味の楽器があったりする。
ウクレレ、ギター、バイオリン、ピアノに
キーボードにお琴など。
楽器もバラエティーにとんでいる。
いつも思うがみんなで何か
出来るんじゃないか?と思うくらいだ。
皆さんはというと、
「いやいや、趣味で楽しむ程度だ」
という。勿体ない話。
私は聴くのは大好きだが、楽器ができない。
いつもこのメンバーで話をするときは
「○○さんはボーカルだね!」
など冗談混じりに茶化される。
バンドのフロントを
背負う事はできないので、
「私はマネージャーで」
という定番の流れがある。
このくだらないやりとりを
思い出したように繰り返している。
でも嫌いではなく、くだらない事言える
時間が1番平和に感じる。
そんな中で今回話題にのぼった話。
「最近ギターソロ、いらないらしいよ」
えっ?
「なんならイントロもいらないらしい」
「最近は音楽かけて、イントロや
ギターソロ部分とばすらしい」
どういう事?
曲調に変化がないものも最近は人気がなく、
飽きのこない転調が多いものが
売れるんだとか。
もしくは高齢者が好む演歌など。
そういえば髭男などもこの条件を
満たしているな。私も大好きだが。
最近の曲、アポトーシス、
Cry Baby やミックスナッツも
イントロ短いし転調多し。
なるほど、なるほど。
私的にはPretenderのイントロが
すごく好き。リピートでずっと
聞くことができるくらい好き。
なかなかショッキングな話だなと、
思った。
私の大好きなバンドさん達みんな
ギターソロ格好いいけどな。
B'zの松本さんもダメなのかな??
インストゥルメンタルバンドも好きだけどな。
これもかな??
芸術において、絵画や音楽なども
余白的なものや余韻にひたる時間などが
あるから私は素敵に感じる。
間奏などもメリハリじゃないのかなと。
イントロや間奏、楽器ソロがいらないと
思われる時代なんてちょっと寂しい話だ。
メインディッシュしか食さない世の中。
無駄を省いて効率的?という話なのか?
私は面倒くさがりやなので効率的って
言葉は大好きだが、芸術分野に効率は
求めていない。
はやりの煽り運転なんかもそうだが、
たまにみかけて思うことは、そんなに
急いでもたいした時間の短縮が
できる訳でもなく、なんなら現在
高騰しているガソリンを無駄に消費して
何にみんな生き急いでるのだろうか。
ねじ巻きを背負って生きてる人々。
現代人が生きづらく感じる原因でも
あるように感じる。
少し速度を落としたら、
見えてない景色も見えてくる。
私は上手に効率を取り入れて、
無駄も楽しみたい派だ。
人生の間奏も大事にしていこう。