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最近観た映画の話

どうも柴島です。

今回は最近観た映画『八犬伝』と『マッチング』の話を話をしようと思います。

『八犬伝』
知り合いに一緒に観に行こうと誘われたので先週かそこら辺に観に行きました。

家族や創作について悩み苦しみながらも自分が理想とする正義の形を貫き里見八犬伝を書き切った曲亭馬琴が主人公の「現実」パートと華麗なアクションとビジュアルで観ている私達を圧倒してくる八人の剣士達が主人公の「創作」パートが交互に描かれています。
交互に見せられることで現実は清く正しく生きていても必ず報われるわけじゃない、だからこそフィクションの世界でなら勧善懲悪も都合の良い展開もあっていいじゃないか!という馬琴の気持ちが少し分かったような気がしました。

私は一ミリほどしか八犬伝の物語を知りませんでしたが、丁寧に何故このような状況になり因縁が生まれたのかを描写してくれたおかげでとても分かりやすかったです。
話が分かりやすいうえにアクションがド派手!

反対に現実は基本書斎で馬琴と北斎が喋っているだけという全体的に暗いし殺風景。ド派手なアクションとのギャップがとんでもないです。
その激しい落差があるからこそ「虚構」である八犬伝の世界が一層輝いて見えるのです。
その演出が凄いなと思いました。

普段なかなか自分では選ばないタイプの映画なのでとても新鮮でした。

2時間超えの長い映画ですがそれを感じさせない面白い映画でした。まだ上映中なので興味がある方は是非劇場でご鑑賞ください。


そして『マッチング』
こちらは配信で観ました。マッチングアプリがテーマの今時なサスペンスホラーです。
軽い気持ちで観たら…ちゃんとホラーでした。
怖いというよりうわっ…ってなるタイプのホラーです。全年齢の映画ですがしっかりとエグい描写もあるホラーでした。

佐久間君目当てで映画を観に行ってトラウマになった方も少なからずいるかもしれません。話の内容と相まって佐久間君が演じる役が不気味で普段音楽番組やバラエティで見る感じと全く違ってびっくりしました。あんな暗い表情も出来るんですね。

最初からから最後までヤバい奴らぎっしり!
こちらの映画は正統派に後味が悪い系ホラーが好きな方にはおすすめです。

ちなみにこの雰囲気も何もかもちがうタイプの映画をほぼ連続で見たせいか最近見た夢はしっちゃかめっちゃかでした。
皆様はあまりにもジャンルがかけ離れすぎた映画をちゃんぽんする時はお気をつけてください。


それでは今回はこの辺で。さようなら。

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