🕸️秘密結社🕸️人形倶楽部（仮）したい！

ー人形コミュニティの可能性「ホテルカシオペアチャンネル」をみてー

最近になってYoutubeで発見したチャンネル、「ホテルカシオペアチャンネル」。

HOTEL CASSIOPEIA CHANNEL

漫画家の羽海野チカさんが所属しているYoutubeチャンネルで、大人になってからやっとできたお友達とはじめた人形あそびコミュニティみたい。

これが！すごく、オシャレでいけてるの。ミニチュアとか、全体的なデザインももちろん憧れるんだけど、何より人形であそぶ友達がいるっていうのと、おそらく実際のチカさんはじめクリエイターさんたちのキャラ・個性が人形によって具現化されながら、あれやこれや純粋に遊んでいるようにみえるのがいいなーって思う。

✴︎ホテルカシオペア　メンバー✴︎
（公式Instagramより画像引用）

ねずみ/ドール作家　オダニミユキ
ホテルカシオペア長期滞在者。自称おもちゃ屋。毎日同じねずみのぬいぐるみばかり作っている。他のおもちゃは一切作らないが、丁寧な手仕事でプロ意識は高い。（チャンネルvol1より）

メルシー/漫画家　羽海野チカ
ホテルカシオペアで執筆活動をしているポエム作家。
売れっ子で、締め切り近くにはインクで手が汚れても洗う時間が惜しくて手をペロペロ舐めて凌いだという逸話を持っている。（チャンネルvol3より）

鳥バード/雑誌Dollybird編集長　鈴木洋子
鳥の雑誌を作っているという。まだ生態が公表されてないので、チャンネルvol4にて公開されることを期待。
（シュールクリーム一座による調査結果）

やじま/小楽園店主＆KLOKAアートディレクター　矢島沙夜子
ホテルカシオペアの小間使い。部屋ではだいたい酒を浴びている。ホテルに来たばかりの頃は受験生って言ってたけど、なんの受験生かは誰も知らない。（チャンネルvol2より）

大人になると特に、仕事上の関わりだけが多くなって新しく友達をつくることが難しかったり、それまで積み上げてきた経歴だったり肩書きによってある程度付き合う人が決まってきてしまうのかもしれない。

そんな中でも、みんなで集まって人形でただ遊べるコミュニティがあるのって、子どもの頃の友達づくりにもどるみたいだな。

人形だと、ジェンダー、国籍などの社会的な分類を無視しやすいというか。

実際、初対面の人同士の演劇のWSで、人対人だとうしろむきな言葉が出てしまいがちだけどお互い人形やぬいぐるみを介すると積極的にポジティブな言葉を投げかけやすい＝打ち解けるまでのハードルが下がると言っていた知人もいる。

「ホテルカシオペアチャンネル」は、こだわりのあるオリジナルな世界観と人形ならではのファンタジックな身体を借りながらも、前に話題になった「現実を生きるリカちゃん」チャンネルみたいに、人間くさい性格を人形で出しているというのも、おもしろい部分。
（著作権問題とか受験生とかyoutubeの編集間に合わない、再生数のびないとか）

現実を生きるリカちゃんねる

大人のための人形あそびというか。
人形でアンダーグラウンドな個人にせまるNHK番組「ねほりんぱほりん」に通じるブラック？ユーモア感もありつつで。

さすが、クリエイターさんたちの遊び！
大人が人形でしゃべることは、幼稚なことでも恥ずかしいことでもなんでもなく、オシャレでハイセンスな営みなのだよ✨

わたしも仲間を集めてこういうことしたいー。
ふらふらして何やりたいのかわかんない自分でも、人形で友達を作りたいという思いはあった。

そして、来年までに「秘密結社　人形倶楽部（仮）」という企画を行う夢ができた。

株式会社　シュールクリーム　代表・副代表。
人形劇団　シュールクリーム一座の企画会議中。

ー人形劇団　シュールクリーム一座が目指す人形コミュニティー

ホテルカシオペアに憧れるものの、知名度も地位も名誉もない「人形劇団　シュールクリーム一座」が作っていきたいのは、何より、人形・ぬいぐるみと共に、小さな声が尊重されるコミュニティ。

それは、既存の価値観や仕事に窮屈さを感じてきて、どうにかしてここから抜け出したいとずっと考えていて、なんとかしたいと思っているんだけど、ひとりじゃ限界があって、その中でやっと自覚したやりたいことの1つ。
人形コミュニティづくり。

企画内容は全然決まっていないのだけど、こういう人たちのために、こういう人たちと一緒にやれたらな、っていうのはあって。
（以下）

🪆人形倶楽部　個人的に合いそうな人（仮）🧜

〈性格・特性〉

♦︎バンドとかやってみたいけど、自分が表に出るのは気がひけるし、パート選びなどでもめたりしたくない。そもそも楽器もあんまり自信がない。でもなにかおもしろいことやってみたい。

♦︎やる気がなさそうにみえたり、消極的なところや声が小さいことを指摘された経験がある。でも心の中は熱くて、愛・共生・多様性などというキーワードに惹かれやすい。

♦︎協調性に自信はない。でもお友達ができたらいいな。人と関わる度に、人間向いてないとも思うけど、なんだかんだ人と関わりたいところもある。

♦︎「人間とは」とか「生きるとは」について真面目に考えるのが好きで、ひっそりと人を喜ばせるのが好き。

♦︎世の中で当たり前とされてることにいちいち疑問を感じるけど、吐き出せず溜め込んでしまいがち。

♦︎社交の場を苦手と感じやすい。

〈好きなもの〉

♦︎人形、ぬいぐるみ、小さくてかわいいもの（人形の服、ミニチュアとか）が好き。

♦︎台詞のない人形劇やコマ撮りアニメの、言語をつかわないのに伝わってくるあの感じに落ちつく。
ノンバーバルなものが好きだったりする。
（instrumentalとか含め）　

♦︎ものづくり、アート、服飾、ハンドメイド、個人経営、哲学、シュール、サブカル、オリジナル、オルタナティブ　などの文字をみるとココロおどる。

〈コミュニティに求めるもの　興味・関心〉

♦︎人形やぬいぐるみになって表現したい。

♦︎自分だけの人形・ぬいぐるみを持っている、または作りたい、作ってほしい。

♦︎人形で人間を救いたいし、人形に救ってもらいたい。
＝人形で息を吸えるようになりたい、人形で自分らしさ（人間らしさ）を自覚、取り戻せる人を増やしたい。

♦︎今ある仕事や競争市場で戦うより、ブルーオーシャンやニッチな事業に興味があり、「新しい事業をつくる」ことにワクワクする。

♦︎生きづらさを感じることがあり、ASDやADHD研究、人形をつかったセラピーなどに興味がある。

♦︎wsづくり、イベント開催に興味があり、自信はないけど企画とかやってみたい。

♦︎ゆるやかな繋がり、ささやかで新しい居場所がほしい。

箇条書き多くなっちゃった💦
（長すぎてわけてみたけど、厳密ではない）

自分で挙げてみて気づいたのは、ぬいぐるみ好きのぬい活コミュニティとかドール好きのコミュニティでともだちを作る感覚とはちょっと違うものを目指していそうということ。
（当方、ブライスドール好きですが）

なんというか、人形で遊ぶ人間も、2体で1つ、一緒の表現を作っていこう！という感じ。

何か1つでもひっかかるものがあれば。。
というか、上に書いたものに当てはまらないなって思っても、たぶんこのnoteにたどり着いた時点で適正🐜アリなはず。

人形やぬいぐるみを通して、今の社会ではマイナスとされがちな自分の生きづらい部分も肯定できるような、それでいてひとりじゃできないことをみんなでできるような、優しくて不器用でかわいくてちょっぴりアナーキーで実は強いコミュニティをみんなで作っていきたいなあ。

ふわふわチームも、なにやら計画中？

〜まだみぬメンバー、あなたたちにむけて💌〜

　　　　　　株式会社　シュールクリーム
　　　　　　人形劇団　シュールクリーム一座　
　　　　　　　　　　　　　　　　一同より👀