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23/7/20(木)「半導体決算振るわないか...」
米 3指数の値動き(7/19(水))
3指数揃って上値が重い展開。米注目銘柄 TSLA,NTFXの決算を引け後に控えていたため様子見の相場であった。GU寄りから高値を切り下げていく展開。
GSの決算発表では直近決算発表した他金融大手と対照的に利益が急減した。
消費者向け融資を行うグリーンスカイの売却に伴う減損処理で14億ドルの損失を計上した。しかし上昇した。他金融も上昇。
Appleが生成AIツールの自社開発を進めていることが明らかになり+1%に迫る上昇を見せた。
昨日、大幅上昇したMSFTは続伸できず、NVDAなどAI半導体関連も同様に下落。
また、ASML決算発表し上方修正したにも関わらず、-5%超の下落により半導体関連が軟調であったか。
<半導体主要銘柄 騰落率>
NVDA -0.88%
ブロードコム -0.23%
AMD -1.27%
Adobe -0.95%
SP500業種別
11業種中8業種上昇。昨日、大きく下落していた不動産が+1%を超える上昇を見せた。6月の住宅着工件数の発表があり、市場予想や前月を下回る内容となったものの、前月が高水準にあったために市場は景気悪化のサインとは解釈しなかった。
他に上昇したセクターは公益事業、生活必需品といったディフェンシブセクターが上昇上位。
一方、素材、資本財といった景気敏感系では下げているものもあり、前日までとは雰囲気が変わったように思える。
日本相場 振り返り
TSLA,NTFX 主要銘柄の決算やASML決算を受け、ハイテク株に資金が入りにくい展開となった。一日を通じて下落し大引けで安値を付けた。
週足では、辛うじてプラスを維持しているが直近2週間とそれ以前では明らかに商いの雰囲気が異なる。
半導体関連銘柄の決算内容が芳しくない中、TSMCも決算を発表。4年ぶりに4-6月四半期で減収減益となった。中国景気の減速、米国金利上昇による個人消費意欲の後退などが要因ではないか(?)。24年の見通しも顧客の在庫調整の状況に左右され不透明感が浮き彫りになった。
また、引け後ディスコの決算も四半期では減収減益であった。
日本株にとって大きな上昇をもたらした半導体株の現状を受け明日以降大きな調整が入るのではないかと感じる。
上昇した業種は鉱業、鉄鋼、不動産、海運であった。日経平均軟調時に上昇する傾向のある業種が上昇した。これから日経平均が調整するように思えるが、この傾向が続くのか確認していきたい。
一方、下落した業種は精密機器、電気機器、機械であった。
日計平均空売り比率は45.1であった。今日は商いも少ない中では空売りが比率として目立つ
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個別銘柄に関して
・6146 ディスコ
明日以降も半導体株は軟調か
・3632 グリー
地合いが悪かったこともあり、@627まで下落。カバーの値動きにも注目していきたい。@600を下抜けるようであれば損切も検討か。ダブルボトムか見極め
・3093 トレファク
@1400下が見えてきた。再度1400下から反発が入るとエントリーして@1800を目標にスイングしたい。