フライ・インを知っているかい。
フライ・インというのは、アメリカのオシュコシュで行われているのが有名なのですが、自作飛行機、自家用飛行機の祭典です。
飛行機達が集まる大イベントなんです。
実は、ホンダ・ジェットのデビュウはフライ・インであったとの事です。
アメリカ中の飛行機野郎(かつて飛行機マニアの意味で広く使われていた言葉だが、たぶん現在は死語)が集まるイベントで『ホンダ・ジェット』を発表するという粋な計らいでした。
1970年代は、私のような飛行機マニア全盛期であったと思っています。
模型飛行機のCMがテレビ放映されていたし(模型の京商)
コカコーラの景品にUコン機(049クラス)をプレゼントなんてCMも流していたし、
NHK朝の連続ドラマで『雲のじゅうたん』という女流飛行家の物語を放映していたし、
自作の飛行機を作って飛ばしている人達のドキュメンタリー番組が放映されていたし、
そこらじゅうで、模型飛行機を飛ばす人達がいたものです。
もちろん、飛行の理論を知らなければ、ちゃんと飛ばす事が出来ませんから、今みたいに、軍用機だけの本、旅客機だけの本ではなく、
飛行機を飛ばすための本も沢山出版されていました。
そして、日本でもフライ・インが開催された時期が
わずかな期間ですがあったのです。
1977年8月27日、28日の両日
フライ・インは開催されたのでした。
もちろん、当時、行ってまいりました。
レッドイーグルスという民間のアクロバットチームの複葉スタント機のピッツスペシャルが写っています。
ピッツスペシャル 1機、エアロスバル3機という構成でした。
パイロットは新妻さんという方で、高身長の白人という風貌なのですが、フランス人とのハーフなのだそうです。
私はレッドイーグルスのファンクラブに所属してました。
今だにレッドイーグルスの帽子も持っていますし、ステッカーなどもいろいろと持っています。
残念ながら、数年後に解散して、ピッツスペシャルはクラリオンのロゴが入って、CMなどに登場していました。
自作飛行機の『ミスタースムーシー』です。
たしか、うどん屋さんが作った自作機で、
高橋淳さんという凄腕のパイロットが、
よく出来た飛行機だと絶賛していました。
高校生だった当時、ホントに自分もオリジナルの自作機を作ってみたくて
設計図なんて描いたりしていました。
自作機に妄想に妄想を重ねる高校時代でした。
上の写真が『しおからとんぼ』、
テレビでドキュメンタリー番組が放映されていた機体です。
下の写真は中さんの『ベビーグレイトレイク』です。
ある日、船橋の自宅上空を通過していくオレンジ色の『ベビーグレイトレイク』を発見!
ビックリしたのを覚えています。
残念ながら、後に墜落してしまった機体です。
当時、Uコン機に使っていた模型エンジンメーカーの広告も出ていました。
今でも模型エンジンはたくさん保管しています。
ご縁があって、なんと今では親戚なのですが・・・