第148回きりしま読書会 夏の特別会
2024年7月21日(日)
霧島市メディアセンター鑑賞室
今回は、夏の特別会。
課題本を決めて読書会をしました。
課題本は芥川龍之介の『蜜柑』です。
それぞれ事前に課題本を読んできて
もらって、感想を語り合いました。
わたしは、この作品を初めて読んだときはファンタジーというか頭に映像を浮かべやすい(特に蜜柑を投げるシーンなど)わかりやすい作品だと思ったのですが、なかなか、わたしの単純な脳ではこの作品が、黒煙や記者や新聞の記事や娘の行為などが「不可解で、下等な、退屈な人生」の象徴として書かれている物語なのだと気づくことができませんでした。
こうやって、読んだ本をみんなで語り合うことで、いろいろな解釈を知ることで文学を読むことの楽しさを味わうことができるのですね。
7月24日は、「河童忌」でした。
この月に芥川龍之介の作品をみんなで読むことができて幸せです。
さて、来月のきりどくは
2024年8月18日(日)
午前10時30分~
鹿児島県霧島市メディアセンター鑑賞室です。
次回は、いつもと同じ「おすすめの本」を紹介する読書会です。
この夏、読んだ本をみんなで語り合いましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?