教員の不機嫌は準備不足
私の勤務校には退職された女性校長先生がボランティアで支援員としていらしてくださっています。
その先生と朝、門で子供達を迎え入れながら立ち話をしていたときにおっしゃられた一言が刺さりました。
教室に不機嫌でいる教師は一番の準備不足だね。
子供は教師(大人)の機嫌を敏感に感じ取る、教師の機嫌一つで話したいことがあっても話せなくなってしまう、萎縮してしまう。
そのためには、前日からよく寝て、仕事も内容を絞って、余裕を持って教室に入らないとね。
それが一番大切な準備じゃないかな。
と。
はっきり申しまして、私はいい加減なダメ教員と自負しております(笑)
ですが、唯一子供たちといる時だけは柔らかい空気感でいる事を心がけているつもりでした。
それでも、余裕がなければむすっとしていたり、イライラしてしまったりもします。
時間的にも、心身的にも余裕を持つことが、教員にとっては結構大事なのではないかと思います。
ただ、多くの先生方は真面目な方がお多いので、「子供のため」と銘打って、文科や委員会から降りてくる仕事を、全てやり切ろうとして疲弊し切っています。
私ぐらいのいい加減さで、授業が下手でもミスが多くても、笑顔で子供に接することが落ち着いたクラス運営の最初の一歩なのかもしれないなと思った次第です。
後日談ですが、妻にこの話をしたところ、家でいつもイラついて子供に冷たく当たってる人の話とは思えん、ぜひ家でもそうしなさいとお叱りを受けてしまいました。
家での準備はどこで・・・。
お酒か?
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