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知る人ぞ知る絶景のエリア修道院!カズベキの雄大な山々が目の前に!

前回の記事「カフカースの絶景「限りなく天国に近い教会」ツミンダ・サメバ教会を訪ねて」ではカフカースの絶景を堪能できる教会をご紹介した。

その教会からカズベキの町を眺めた写真がこちらだ。これから私は再び下界に戻り、この日のもう一つの目的地エリア修道院へと向かう。

名残惜しくも山から下山しカズベキの町に戻って来た。これから向かうエリア修道院という、知る人ぞ知る素晴らしい景色を堪能できる場所だそうだ。

場所はというと、この木の茂っているさらに向こう側にあるそうだ。つまり、先程見たツミンダ・サメバ教会の背景となっていた山のごく近くということだ。あの教会越しに見ていた山を今度は間近で見ようというのである。これは期待できそうだ。

さて、行けるところまで車で上り、そこからは軽く歩く。すでにして私は目の前の山に息を呑んでしまった。


いやいやいやいや、何ですかこれは・・・

遠くから見てもものすごい迫力だったが近くで見るとそのさらに上をいく大迫力。地面から鋭い岩山がごごごごごと突き出てきたかのようだ。

カズベキ山が女性的だとするならばまさにこの山は男性的と言えるかもしれない。トルストイ的ということすら浮かんでしまった。

そしてカズベキ山方面を振り返るとこうである。ついさっきまでカズベキの町の中にいたのにもはや全くの別世界だ。

そしてこちらがエリア修道院。ちょうど私が訪れた時は修道士がお祈りをしていたり、外で草刈りの仕事をしていた。

この景色を見てほしい。雄大な景色そのものに圧倒されていたのに今度は馬の群れである。しかも勢いよくこっちに走ってきた。もう何がなんだかわからなくて笑ってしまった。

ちなみに左の黄色い筒状のものを背負っている男性は修道士だ。これからどこに行くのだろう。まさか山の上でお祈りをするのだろうか。

このエリア修道院でもいくつか動画を撮影したのでそちらもここに紹介しておこう。

さて、この日はカズベキからすぐ近くの絶景に心底驚いた一日であった。カフカース滞在一日目にしてその迫力に圧倒されてしまっている。

これから先の数日で私はこのカフカースにさらに驚くことになる。そしてトルストイ、ドストエフスキーに対する思いがどんどん膨らんでいくことになったのだった。


今回の記事は以前当ブログで公開した以下の記事を再構成したものになります。

以上、「知る人ぞ知る絶景のエリア修道院!カズベキの雄大な山々が目の前に!」でした。

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