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【スペイン旅行記】僧侶が歩いたドン・キホーテの国~スペイン宗教巡礼の旅

これからおよそ20日間をかけてスペインの各都市を巡っていきます。

なぜスペインにこれだけの時間を割くのかというと、スペインが宗教的にものすごく興味深い場所であるというのが1番の理由です。

というのも、スペインは中世のある時期までイスラム教が中心の国でした。

ヨーロッパといえばキリスト教。

そんなイメージが私の中にはあったのですが、調べてみるとここスペインではそんなイメージとは全く違った歴史がありました。

イスラム教の文化が花開いた地。

それがスペインのもう一つの顔でした。

世界で最も繁栄していたと言えるほど、ここスペインではイスラム文化が根付いていたのです。

アンダルシアと言えばひまわりやフラメンコのイメージがあるかもしれませんが、このアンダルシアこそイスラム文化が最も栄えた地域。

その繁栄を示す代表がアルハンブラ宮殿やコルドバのメスキータと呼ばれる建造物なのです。


コルドバのメスキータ

そしてキリスト教徒とユダヤ教徒も同じようにそこに暮らしていました。

そこには違った宗教の人々が共存してきた歴史があったのです。

ある時から共存の時代は終わりを迎えてしまったものの、この国の宗教のあり方というのはヨーロッパにありながら独特の歴史を紡いできました。

というわけで、私はこの国にとても興味を持つようになったのでした。

そしてスペインといえば、何と言ってもドン・キホーテ!


私はドン・キホーテが大好きで、kindleに入れてこの旅の途中もずっと読んでいました。

ドン・キホーテは遍歴の騎士。世の中の正義と理想のために旅をする騎士です。

そんなドン・キホーテの聖地がここスペインのカンポ・デ・クリプターナという小さな田舎町。私はドン・キホーテで有名な風車の丘にも行くことができました。

この時の感動は忘れられません。

スペインはサグラダ・ファミリアやアルハンブラ宮殿など世界的に有名な歴史的建造物がたくさんあります。そしてそれだけでなく自然が織りなす絶景も豊富で見どころは尽きません。旅行するには最高な国のひとつであります。

スペイン編では20日間をかけてじっくりと宗教にゆかりのある地を巡っていきます。

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詳しくはこちらの記事にて


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