書いてみます、文を 拙いですが、人の往来のある路傍に転がってくれると 蹴飛ばされるのか手にとってもらえるのかハラハラと 物陰から見守ってみます モチベイションとかにつながると信じてます 誤字脱字言葉遣いの間違いなどありますがよろしくお願いします。

書いてみます、文を 拙いですが、人の往来のある路傍に転がってくれると 蹴飛ばされるのか手にとってもらえるのかハラハラと 物陰から見守ってみます モチベイションとかにつながると信じてます 誤字脱字言葉遣いの間違いなどありますがよろしくお願いします。

最近の記事

【SS】なるべくな逸脱

流星をひとつまみ手にできた幸運を 友人にLINEしてみるが 詳細は聞いてくれない まあ、よいさ せっかくの流星だ ペアリングのドリンクにも こだわりたいところ 12月直前の流星は 乾燥して水分が飛び 旨みとロマンチックが凝縮してるから ペアリングのドリンクは 口をリセットできる辛口がよいはず 世俗慣れした 勝気な女の最近出会った殿方事情を ペアリングに選ぼう 流行病明けの初のクリスマスなんかの 浮かれ事情も添え物にして。 しかし まずいことに 流星なんかをぶらさげて

    • 強すぎる数え歌、無遠慮な虹

      幼い頃に祖母が、なにか時間付き期限をつけて急かすとき 例えば私が部屋を自分の玩具で乱雑に扱い、目も当てられない状態にした時などに、お片付けを子供に促すため、やさしく数え歌を歌ってくれていた、その歌には不思議な抑揚があり、テンポがあり、歌詞は方言だろうか、よくわからないが、なにか気持ちを整理させ乱雑なものを片付けたくなるものだった。 私は気に入って、その歌を教わりたく祖母にせがんだ。 だが祖母はその歌を正式には教えてくれなかった。 強すぎる数え歌だからだと、良いものも悪いもの

      • 神のモラトリアム

        会社のいつもの自動販売機に100円玉をいれて 飲みたいものを選ぶとガタンと音を立てて 取り出し口にコーヒーの缶が落ちる その真横に50代くらいのおじさんの顔も落ちてくる いつも通りに。 「やあ、カフェインのとりすぎはよくないよ 欧米ではアルコールよりもカフェインの危険性を、、、」 忠告どうもと会釈する その忠告が私のカフェイン接種量を増やすのだ 缶コーヒーを取るとすうっと消えていく 彼はあそこに住んでいるのだろうかと 自販機の補填係が来て自販機を開ける時をを

        • 最後のマスカラ

          なりたい顔は5分で そんな文言の看板を眺めてると コンビニエンスストアの中から孫が出てきた 焼きたてのパンの様な香りと 湯気の上がった顔をパタパタと手で仰いで風を当てながら。 「おかえり、どーだい?今回のは」 「んー、まあ、こんなもんでしょー コンビニだもん、専門店じゃないしね」 そう答える孫は白人のような顔をした孫の声のする女だった。 「でも、前よりマシよ、かなり端っこあたり禿げ始めてたしね、それに友達からも評判あんまりでさ、変えたかったの顔」 「そうか、小さ

          誰が望み捨てたか

          平和とは、海猫の鳴き声が聞こえる 海沿いの縁側で齧るスイカのおかわりを欲しがる夏休みの焦げた小学生。 晩ご飯は従姉妹たちと囲む大皿料理、花火もしよう。 平和とは、愛する人に片手を伸ばして両手で包んでもらえること 息をするように調和の取れた日々。 しかし荒野は待っている 次の瞬きすら保証されぬ緊迫と 殺されたものが悪い、無知が罪の夜 いつまでそこを寝床にするつもりか? 訪ねてきた聖職者の身包みを質屋に流す その金で遊郭の女を水揚げする 一生の添い遂げを約束して 次の日、香りも

          誰が望み捨てたか

          【SS】ほんの一部スイカ

          フルーツのカービングが生業の彼女は いつも何か諦観したように カービングの練習用に卸される食用に適さないフルーツ達を見つめる ときどき、明らかに歪な個体を選び、練習に使い、食してしまう。 そんな彼女がとても綺麗な丸いスイカを前に泣いていた。 彼女は言う ここに、卸されるということは この子は何か問題があるのよ 見た目にわからないけども 割ってみるとね 大体は皮とかよくわからないものが 肥大していて一部だけ、 ほんの一部スイカだと認識できる部分があるの、それ以外はなんだかよく

          【SS】ほんの一部スイカ

          私の日

          私の日、あなたの目、思い出してる ショーツ姿で迎えた誰かとの昼。 ベット以外はマグマで高熱、危険地帯 ふんだら死ぬのよ?と子供の遊び おんぶしてつれてってトイレまで あなたってB型? それって侮辱? 吸いかけを奪って目を閉じて すこし肺で止めてから 目開けて見つけた 壁のハエトリグモにふきつける 誰と今、関係持ってても 私の日を終わらせるのは いつだって君、君がいいなと 私の日 乾いてた洗濯物 1番上の 手に取ったもの纏って すぐに来たバスに乗って 目が合った人と

          私の日

          【ショートショート】スナイパーの意外な使い方

          沢山の種族が息を呑み国連サミット会場で【ソレ】を見守っている 地球人はもちろん、外銀河の種族、多次元人? 宇宙航行を可能にしてる高度文明の奴らチラホラ 彼らから見たら我々、地球人など少し社会性のある蟻ぐらいの存在らしい。 「奴らは確かに高度な技術力を持ってる、この地球に来るのも寝巻きでドア開けてすぐってツラしてやがる」 「郵便受けを確認するぐらい気軽な手間なんだ、じゃなきゃあんなヒデェ格好で人前くるか?嫁さんがホットヨガでする格好そっくりだ」 「しかしだ、奴らは問題

          【ショートショート】スナイパーの意外な使い方

          街クジラ

          街クジラがリバース竜宮城を後にしたのは 朝と呼ぶには深い昼だった。 バービーたち、またね。 とクジラはベイビーの言い間違えから始まった誤りを認められず言葉の綾として使い続けた 言葉は別れの挨拶のこれしか知らない。 リバース竜宮城は相変わらずで その接客、サービス内容、質、どれをとっても 1分が長く苦痛に感じるほどのクオリティを守り逆竜宮城っぷりを誰にも望まれてないのに発揮している。 破談したい商談をあるならココと食べログにかかれるのであった、星0.3 しかし確固たる評価

          街クジラ

          君とお昼を。

          頓挫しちまった猫とネズミの和睦交渉がニュースで伝えられる キャスターはミシシッピアカミミガメ のびきったうどんを口からぶら下げる姿に定評のあるオヤジが またか、とつぶやき、のこりをすする お愛想まちのカップルが二度目の呼び鈴を鳴らす、ひるがれひ 終えて、午後の情事を。 薄ぼんやりの夢のあけに 日陰で寝ていたはずだと 教授が馬を飛ばしていなくなる 太陽はあくびなどしないから 気配なく真上をすぎナナメに シャープすぎる唇をもった彼は更に唇を尖らせ ガードレールであの娘来るの

          君とお昼を。

          そこにつくまでに15

           自分の階級がどうやら騒がしい、そしてその中にあの子の大切なやつも含まれてる事を薄々だがわかっていた。    英雄くんがやったやつかぁ    まだ試合は見てない    強いやつらしいけど    やはり、興味は出なかった    しかし巡り合わせというものか、ユウはその男の試合を目撃することになる  先輩のエキシビションマッチの前座として彼は殴り合いをしていた    木本カズシ    酷い内容だった  ボクシングとしてギリギリのカタチを保った試合だった。  それは雪山で遭難寸前の

          そこにつくまでに15

          【似非エッセー】順番には勝てない。

          このコラ画像が大好きである 別にコラ元のイラストのメッセージを揶揄したいわけじゃないのです あしからず。 しかし それぞれのキャパシティーと書かれたこのメッセージイラストのコラ画像 多かれ少なかれ、やる夫くんの立場になったことは皆さんあると思ってます 別に、自分の方が重症だけど、周りには誰もいなくて孤独な俺、草 陽キャたちはかすり傷でぬるいですなぁ、、 みたいな拗らせた同調で面白がってるのではない、たぶん?? すごく世の中の妙を描いてて このボロボロのやる夫くんがいて完成

          【似非エッセー】順番には勝てない。

          生き写しバトル

           馬鹿やってた頃からの友人が急逝した24歳の秋、まだまだ俺たちは磨きたてツヤツヤした馬鹿だったし、いなくなったアイツはその先頭を無駄に綺麗なフォームで走っていたような奴だった。  通夜の後、あいつの両親が集まった僕らに頭をさげて手紙を渡してきた、汚ねえ字はあいつからの手紙ってすぐにわかった。  わけのわからん別れやらPCのフォルダの削除依頼やら書かれた最後に  両親の前で俺の生き写しバトルをしてくれ  それを見た一人が笑いだす  あいつ語彙力が小学生だよな  成人はバト

          生き写しバトル

          海砂糖

          海砂糖をひと舐めしたぐらいで俺は星座になれなかったんだと 窓辺に来たカナリアが毒づいた。 あの時、どうしても甘いものがほしくて森を飛んだんだけどな、木の実も果実もなくてさ。 そんな時にほら海砂糖思い出しちゃって 今年はまだ神様も味見してなかったらしいじゃん、やっちまったよ。 あの蟹さえも星座になれたのに 俺ときたら島どまりさ カナリア諸島だなんて カナリア座にくらべたら どうしてもなぁ。 なぁ、あんた猫たちに言ってくれないか? カナリアは来年こそは星座になるから その

          海砂糖

          そこにつくまで14

           久しぶりに会う女の子がいた、英雄に負けたユウはなじなれるのを覚悟でその子と会食に応じた。  そして予想外にも英雄がユウとの試合前に対戦した選手との話になっていった、とゆうかそれがその子目的だった  その子がその選手といい関係になっていて  なんだか漫然としなかったその選手が少しずつユウに近づいていくる気配を感じた、その選手に少なからず興味があったので、食事の後のその子の部屋で軽く飲み直ししながらこれからの予定を気にしながらユウは耳を傾けることになった      ごめんね、他

          そこにつくまで14

          正しい間違い。

          いつも難解な飲み込みにくい曲ばかりつくる彼が 掃き溜めに浮かぶ月をありがたいと泣く浮浪者を慰めるように仕方なさを叫び、どうしようもなさを貼り付け困ったような笑顔を見せる彼が ふと子犬の鼻歌のように作った曲があった。 それを聴いて当時のアタシはがっかりした 彼に食ってかかって言った こんなのはクソだ、犬の餌だと。 そうだよと言ったあと彼は できればこんな風になりたいし、これで喜べる人になりたいんだ、でもなれないんだ。 これは下から見た憧れなんだよ、決してわかってるわけじゃな

          正しい間違い。