半径4km散歩のすすめ
半径4km散歩のすすめ
googleMapで自宅から半径4kmを測ってみよう
自宅を中心に、コンパスで半径4kmの円を書いてみよう。
もちろん、googleの地図の上でコンパスは使えない。
googleの地図なら、距離で半径4kmは測れる。
(右クリックすると、一番下の項目に距離が出てくる)
半径4kmの直線距離にどんな場所があっただろうか。
意外に、今まで行ったこともない知らない場所があったはずだ。
半径4kmの散歩の始まり始まり
「遠くへ、行きたい。
どこか知らない町へ。」
そういう抒情は捨てて、現実に住んでいる場所を歩こう。
まずは、東西南北から、行きに4km帰りに4kmで、ちょうど良い距離。
今日、東に歩いたら、明日は西へ。
その翌日は北へ、次は南へ。
どうだったろうか?
近くなのに、知らない景色にたくさん出会ったはずだ。
カメラを持ってこなかったことに、反省。
近くにあって、隠れていた風景がたくさんあったとは。
小さな川があり、小径があり、急な台地があり、ひんやりした森あり、
それらは、全部自分の発見だ。
1ヶ月でも毎日東西南北歩いていたら、もうすっかり歩いた場所は自分の場所だ。
しらみつぶしの散歩
慣れてくると、知らない道を選んでいる自分に気がつく。
頭の中に、自然と地図が出来てくる。
だから、知らない道を歩いても、迷子にはならない。
いや、むしろ迷子になってみたいとさえ思うかも。
すると、歩いたことのない道が気になる。
未知の空間は、気分を高揚させる。
突撃だ。
そして、突破口は見つかる。
もちろん、反対に袋小路に入り込んで、恥もかく。
行ったり来たり、通り抜けたり詰まったり。
人家に入って注意をされたり、新しい道を教わったり。
こうやって、地図上の空間がしらみつぶしに踏破されていくのだ。
もう絨毯爆弾のようなものだ。
自分の近くを深く知る楽しみ
不思議なものだ。
道や風景に慣れてくると、今まで気づかなったものに出会う。
石碑や記念碑を読むようになる。
過去の風景が浮かんでる。
今立っている場所が、昔は賑わっていた街道だったり、
古びた仏閣が、由緒のある場所だったりする。
空間に時間がプラスされると、散歩の趣も深まりを増す。
深く知れば深く知るほど、理解が深まる。
自分の住んでいる場所が好きになる。
「郷に入っては郷に従え」のことわざが身にしみる。
さあ、半径4kmの散歩どうだった?
短い時間を有効に使って、半径4kmに挑戦をしてみよう。
散歩は、貧乏生活の老人に最適な娯楽だ。
旗じいの話を聞いてくれてありがとう。
自分の身の回りに目を向けて見ると、大発見がある。
本当の旅の醍醐味は、近くにあるのかもしれない。
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