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あなたのExcel業務、Google Looker Studioで劇的に変わる!
「毎月、月末の集計作業が終わらない…」
「Excelで作ったグラフ、会議でうまく伝わらない…」
「もっと手軽に、データから何かヒントを見つけ出せないかな…」
もし、あなたが日々そんな風に感じているなら、今日の話はきっとあなたの役に立つはずです。
昨日、私たちはGoogleスプレッドシートの驚くべき可能性についてお話しました。
スプレッドシートは、日々の業務で発生する様々なデータを記録し、管理する上で非常に強力なツールです。しかし、大量に蓄積されたデータを分析し、そこから意味のある情報を引き出すとなると、少しばかり手間がかかるのも事実です。
そこで、Googleスプレッドシートと連携させることで、データの力を最大限に引き出す、強力な無料ツールをご紹介します。
その名も Google Looker Studio です。
Looker Studioとは何か?
Looker Studioは、Googleが提供する、誰でも手軽に始められるデータ可視化ツールです。専門的な知識は必ずしも必要なく、まるで写真をレイアウトするように、データを分かりやすいレポートやダッシュボードに仕立てることができます。
Looker Studioがもたらす3つの変革
データを見る目を養う、驚くほど簡単な可視化
Looker Studioの一番の魅力は、その直感的な操作性にあります。まるでパズルを組み合わせるように、グラフの種類を選び、表示したいデータ項目を配置していくだけで、あっという間に洗練されたグラフが完成します。今まで複雑な操作に苦労していたのが嘘のように、データが持つ意味を視覚的に捉えることができるようになります。
たとえば、売上データを分析したいと思ったとしましょう。Looker Studioなら、棒グラフを選び、X軸に「日付」、Y軸に「売上」をドラッグ&ドロップするだけで、日々の売上の推移がグラフとして表示されます。さらに、「商品カテゴリ」をグラフに加えることで、どの商品が売れ筋なのかも一目で把握できるようになります。
常に最新の情報が手元に、リアルタイム連携の力
Looker Studioは、Googleスプレッドシートはもちろんのこと、Google BigQueryやGoogle Analyticsといった様々なデータソースと、リアルタイムで連携することができます。
これまでのように、
「昨日のデータを集計して…」「最新版の資料はどこだっけ?」といったやり取りはもう必要ありません。スプレッドシートのデータが更新されれば、Looker Studioのレポートも自動的に最新の状態に保たれます。これにより、常に最新の情報に基づいた意思決定が可能になり、ビジネスのスピードを加速させることができます。
たとえば、営業チームが共有している売上管理スプレッドシートとLooker Studioを連携させておけば、会議中に売上データが更新されても、その場で最新の状況を確認しながら議論を進めることができます。
チームでデータを語り合う、スムーズな情報共有
Looker Studioで作成したレポートは、チームメンバーとの共有も簡単に行えます。作成したレポートのURLを共有するだけで、他のメンバーもすぐに同じ情報を見ることができます。また、閲覧権限を設定することも可能なので、セキュリティ面も安心です。
これまでのように、会議のたびに資料を作成したり、メールで大量のファイルをやり取りしたりする手間から解放されます。Looker Studioを活用することで、チーム全体で同じデータを見ながら議論し、より建設的な意思決定を行うことができるようになります。
Looker Studio、現場での活用シーン
例えば、あなたが営業部門に所属しているとしましょう。日々の営業活動で得られた顧客データや売上データをスプレッドシートで管理しているとします。Looker Studioを活用すれば、これらのデータを分かりやすいダッシュボードにまとめ、
今日の売上目標達成率は?
今週、特に注力すべき顧客は?
過去のデータと比較して、今月の売れ行きはどうだろう?
といった情報を一目で把握することができます。これにより、日々の営業活動の改善に繋げたり、より効果的な営業戦略を立てたりすることが可能になります。
また、マーケティング部門であれば、Webサイトのアクセス状況や広告の成果をLooker Studioで可視化することで、
どの広告キャンペーンが効果的なのか?
ユーザーはどのページに興味を持っているのか?
改善すべき点はどこか?
といった洞察を得ることができます。これらの情報を元に、より効果的なマーケティング施策を実行することができるでしょう。
Looker Studioを始めてみよう
Looker Studioの利用は、拍子抜けするほど簡単です。
まずは、普段お使いのGoogleアカウントでLooker Studioにアクセスしてみてください。 画面の指示に従って、レポートを新規作成し、連携したいデータソース(まずはGoogleスプレッドシートから試してみるのがおすすめです)を選択します。
あとは、表示したいグラフの種類を選び、グラフに表示する項目をドラッグ&ドロップで配置するだけ。 まるで積み木を組み立てるように、直感的に操作できるはずです。
Looker Studioをさらに使いこなすためのヒントをいくつかご紹介します。
例えば、「計算フィールド」という機能を使うと、既存のデータをもとに、新しい指標を作成することができます。「売上高」と「原価」のデータがあれば、「粗利率」を計算してグラフに表示させるといったことが簡単にできます。
また、「フィルタ機能」を活用すれば、特定の条件に合致するデータだけを表示させることができます。「今月の売上データだけを表示する」「特定の地域のお客様のデータだけを表示する」といったことが可能です。
Looker Studioは、データ分析の経験がない方でも、すぐにその恩恵を実感できる、非常に強力なツールです。
もしあなたが、日々のデータ処理に時間を取られていたり、Excelでのグラフ作成に苦労しているなら、ぜひ一度Looker Studioを試してみてください。きっと、これまで見えなかったデータの可能性に気づき、あなたのビジネスに新たな視点をもたらしてくれるはずです。
さあ、今日からあなたもLooker Studioを使って、眠っていたデータを呼び覚まし、ビジネスの新たな扉を開きましょう!
まずは、以下のリンクからLooker Studioにアクセスしてみてください。実際に触ってみることで、その使いやすさと可能性を実感できるはずです。