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レチノールは唯一無二
化粧品で唯一、美容医療にも匹敵する効果があると感じるもの。
それはレチノール(ビタミンA)。
化粧品は医薬品じゃないから、保湿しか効果ないよ!
意味ないよ! むしろ何もしないほうが肌にいいよ!
いろんな声があるけれど、レチノールだけは違う。
はっきりと肌が生まれ変わる。触れた感じが違う。
即効性はないかもしれない。でも確実に変わる。
肌表面にハリ・ツヤが生まれ、自然なみずみずしさと光沢が出る。
質の高い肌コンディションは、マイナス10歳の容姿変化をもたらす。
だけどこのレチノール、扱いが難しい。
間違った知識と使用方法で、使用者を簡単にどん底へと突き落とす。
合わない成分による肌荒れなのか、A反応なのか、容易に判断がつかない。
ぼろぼろになった自分の姿を鏡で見るたび、落ち込んでいく。
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だからこそ、僕は思う。
A反応は出さないほうがいい。
レチノールの中でも効能が穏やかなレチノール誘導体を、
ごく低い成分量から使用するのがいい。
綺麗になるための道のりは「急がば回れ」
近道を行こうと危ない橋を渡るより、
ゆっくりと時間をかけて外堀を埋めていくほうがいい。
長期的に見れば、それが理想の肌への近道になるのだから。
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レチノールの効果を十分に発揮したいなら、
ビタミンB、C、Eとの相互作用を考えたい。
他のビタミンと併用してこそ、Aが活きるから。
高濃度配合。そんな謳い文句にも踊らされてはいけない。
高濃度に配合された成分の、大部分が届かないんじゃ意味がない。
大切なのは最終的に肌にどれくらい浸透するのか、その一点。
誘導体などの形で浸透するように工夫されたビタミンを、
適切な管理で保護し、最後まできちんと肌へ届ける。
それができている製品選びが、なによりも大切。
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パッケージにも注意が必要だ。
きちんと光を遮断するか? 余計な空気が入り込まないか?
これ、ビタミン成分を含む化粧品にはすごく大切なこと。
ビタミンは光や空気に触れることで、簡単に変質し、壊れてしまうから。
個人的に、レチノール化粧品はエンビロンか資生堂を勧める。
大手で長い歴史があるものは、それなりのエビデンスに基づいて作られている。
だけどゼオスキンみたいにばりばりA反応出させて剥けさせるのは、好きじゃない。
急激な変化は確実に肌への負担をもたらす。
いつだって健全で確実なものを手にいれるには時間がかかるものだから。
レチノールは男性のスキンケアにも勧めたい。
日焼け止めを怠りがちな男性は、
ビタミンA・C・Eを肌に塗布することで劇的な肌質改善が見込める。
ボロボロになったエイジング肌が、
スベスベに生まれ変わっていく様子をぜひ体感してみてほしい。