語ることによるカタルシス
語ることによるカタルシスを感じることは無いだろうか。カタルシスとは精神の「浄化」を意味する。自分の体験を言語化することですっきりすることや、自分の執着から距離を取ることが可能になる。
言語化以前のもやもやを言語化によって、区画整理していく作業こそが「語り」である。
幼少期において、両親等から物語を聞かされて育った人は多いと思う。人間が直感的に理解しやすい叙述形式こそが物語であることは、経験上知っている人も多いだろう。
自分の中でイライラしていること。扱え切れないほどこわばってしまった「体験」を物語化することで人間が直感的に理解しやすい叙述形式に昇華することができる。
だからこそ、自分の「語り」を大切にしてほしい。僕は話すという「語り」を積極的に行うとともに、書くという「語り」も同じくらいの熱量を入れて続けていきたい。
書くことによるカタルシスが存在するがゆえに、僕はこの記事を書くことが出来ている。