依存症体質
パチンコで借金をしたことがある。
仕事のストレスからアルコールに依存していたこともある。
SNSゲームにハマって課金を続けたこともある。
病院のお世話になるほど重度の依存ではないものの、どうやら自分は依存症体質らしい。
幸い今は上に挙げたことからは抜け出して生活出来ている。
ここではどうやってその依存状態から抜け出したか自分の場合を記録しておきたい。
また何か依存した時に思い出せるように、そしてこの記事を読んだ方が少しでも参考になればありがたい。
1つの依存パターン
PCカードゲームの「フリーセル」にハマったことあるだろうか?
自分では30年ぐらい前にフリーセルにハマり過ぎて随分時間を無駄にした。
※注:フリーセルはシンプルで楽しいゲームである。時間を無駄と感じるのはあくまで遊び手側の問題である。
フリーセルとはPCで1人で遊べる簡単なカードゲームで、Windowsにも標準で付いていたと思う。
バラバラに並んでいるカードを4種の「A(エース)」から「K(キング)」まで順に並べていく。最初うまく並ばずに悩んで少しずつ手動で動かしていくが、途中にクリア状態になった時には自動で並んでいき、ファンファーレが鳴り「Congratulations‼」の文字とカードが波打って流れていくアニメーションがクセになる、ある意味お片付けする快感を味わえるゲームである。
一時は具合悪くなるぐらいハマったので、PCからはアプリを削除してやらないようにしていた。
やらなくなって相当時間が経っていたからどんなゲームかすっかり忘れていた。
この記事を書くためにどんなゲームか思い出してみようとweb版無料ゲームのフリーセルをやってみたら、見事にハマってしまった。
アホである。
悪いクセでどんどんハマッて依存に近い状態に入ったが、今は客観視出来るようになっているので、どんな感じでハマっていくかメモってみた。
1、最初1ゲームクリアした時はドーパミンが大量に出て鳥肌
2、楽しくて何度も続けてしまう
3、次第にクリアしてもドーパミンの量が減っていく
4、満足するために何度もやる
5、楽しくなくなってくるがやる
6、だんだんつらくなってくるがそれでもやる
7、1ゲーム終わると勝手に手が動いて再度続ける
8、惰性でやる
9、なんでやっているのか分からなくなる
10、疲れてクタクタになってやめる
11、次の日にまたやる
2日目からはもはや「1、」の状態は味わえず、「2、」の終わりかけ状態から始めることになる。
フリーセルであれば無料ゲームなのでお金はかからないが、大量に時間を無駄に使ってしまう。
これが典型的なハマりパターン。
今回は人体実験みたいで興味深かった。
考えてみれば、さんざん無料で遊ばせてもらって時間の無駄とは失礼な話である。
1つの依存抜け出しパターン
依存の症状が重い場合の解決は1人では難しいと思うが、比較的軽い依存であれば、
対象を見なくなるようにした方が良い。
PCゲームやスマホアプリであれば削除必須。
依存も種類を変えて何度も体験していると、慣れてくるものである。
依存体質であることを認めて自分を客観視できると辛い状況の一方で「また始まったか~」と
興味深く自分を観察できるようになるだろう。
どうせ依存するならお金があまりかからないこと、身体を壊さないことに夢中になりたい。
依存ではなく「趣味」と呼べるぐらいでほどほどに。
最近はゲームの『ゼルダの伝説』にハマっている。
寝不足になることも出てきた・・・・これはもしや・・・。