Glideで販促物取り付けフォローアプリを作成してみた!
こんにちは!私はとある小売業で、デジタルを用いて部内の業務改善に取り組む、販促・プロモーション担当のアラサー社員です。
この記事では私が初回投稿から約3か月弱で、どのような取り組みを実施して、最終的にどのように業務課題を解決するプロトタイプを作成していったのかをまとめていきたいと思います。
【↓以前の取り組みはこちら↓】
1.デジタルツールを用いて課題にアプローチ!
①アイデアを考える
これまで組織の課題解決に向けて周囲を巻き込み、販促業務の効率化に向けて、どのようなことができるかアイデアを検討してきました。
その際に考えた「販促物チェッカー」のアイデアを、より具体的なものにして、私の業務課題である
「店頭販促物を作成するけど、結局正しく店舗の担当者が取り付けられていない」
という問題を克服するために立ち上がりました。
【↓以前アイデアを思考した際の記事はこちら↓】
②課題を明らかにする
「店頭販促物を作っても、なぜ店舗で正しく取り付けることができていないのか。。。」
この問題の原因を正しく捉え、課題を明らかにしないと、解決の手段を間違えてしまいます。
同僚にも意見をいただき、「本社・支社のスタッフ」・「店舗担当者」が抱える負を洗い出し、「何に困っているからできないのか」を明確にしていきました。
そして両者が抱える負を解決するツールこそが、最も今必要になると考え、制作物として「店頭担当者が使用する店頭販促物取り付けフォローアプリ」を作成していくことにしました。
2.制作物と目的
①Glideを用いて「わからない」を解消するアプリを作成
今回課題解決として使用したツールは、ノーコードで直感的にサクサク作れる「Glide」というツールになります。
無料でアプリが作成できる上、タブを変えることで複数の機能を載せることができます。
この「複数の機能」を1つのアプリに集約できるというGlideの利点を活用し、メインの機能として
Teachable Machineの画像認識とCodePenを組み合わせて作成した
「サービス販促物の使用可否判別ツール」
そして別タブでは、経験の浅い店舗従業員でも、自ら正しく販促物を取り付けることができるようにすることを目的に
「販促物の取り付けレギュレーションへのリンク集」と
Googleスプレッドシートと連携し、店舗からの販促物取り付け完了報告を円滑に行うことを目的として
「販促物取り付け完了報告フォーム」を作成しました。
②作成したGlideアプリ
判別アプリの挙動の安定性やTeachable Machineの判別のクオリティなど
正直課題は大きいと感じています。
しかしながら、これまで結局は店舗担当者頼みになってしまっていたような課題に切り込んでいけたことは大きな経験であり、財産となりました。
3.フィードバック
通常業務で忙しい中、同僚にはフィードバックをいただき少しづづ修正を加え、アプリをグレードアップさせていくことができました。
4.最後に
この3か月間で、ノーコードで作ることのできるデジタルツールを知り、プロトタイプを数多く作ることができました。
人生で開発者とは全く縁のないものだと思っていた私が、これだけ手を動かしてツールを作成していったのは、自分自身驚きです。
この3か月間で大きく変わったことは3点あります。
①完璧でなくてもいいから、時間をかけずに形にする!
②周囲からコメントをもらって、よりブラッシュアップ!
③取り組み内容を周囲にも共有し、今回の取り組みを拡げる!
特に①・②は、完璧主義であった私には大きな転換点となりました。
完璧主義で丁寧に仕上げていったところで、結局は私1人の頭で全て考えただけのこと。
完成度は低くても、早めに多くの人から簡単なフィードバックをいただくことで、それぞれの人が持つ経験や考え方の差異などから、私1人では見えなかった課題を見つけたり、更なる発想のきっかけになるということを身をもって体感しました。
今後は今回の学びを自分自身だけにとどまらず、周囲にも拡げ「プロトタイプ」の輪を拡げていきたいと思います。
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