徳島ヴォルティスのこと【2024シーズン 第24節ベガルタ仙台】
パリオリンピックによる中断期間前の最後の試合。仙台とは、天皇杯も含め今シーズン3度目の対決となる。共に夏のウインドウでいい補強ができ、今後浮上、昇格に向けいい試合がしたいところ。徳島は兎にも角にも岩尾憲。職場のバーベキューてヘロヘロになったため、残念ながらDAZN観戦にした。
1.スタメン
予想通り岩尾がスタメン。永木とボランチでコンビを組む。10年振りのコンビとか、2人ともACLとってるとか、なんやかんやと胸アツすぎるが、さらにここに柿谷がいるなんて、試合前から言葉にならない。
坪井がついにスタメンの座を射止めた。その一方で、児玉とスアレスがベンチ外。疲労など大事を取ってだと思いたい。田中颯は個人的にはスアレスがいつ居なくなっても安心できるGKだと思っている。
3.結果
シュート数8-8、枠内3-2、ボールポゼッション51-49で数字の上ではイーブンに見えるが、徳島の完勝だと考えていい。パス数424-427だが、前半は256-167と完全に試合を支配した。これで9勝10敗5分で勝点32とし、10位に浮上。プレーオフ圏内まであと6となった。
3.総括
今日は間違いなく、今シーズンのベストゲーム。岩尾憲1人入ってこうも違うのか。絶妙なボジション取りからの高精度のパスは見慣れた光景だったが、久しぶりにヴォルティスのユニフォームを纏ったひとつひとつのプレーにワクワクした。前半の先制点に繋がるCK、エウシーニョへのスルーパスとか、秀逸だったな。そしてコンビを組む永木とのバランスも良かったし、何より柿谷が躍動していた。2点目のエウシーニョのゴールはそれを物語っている。永木の好守備からの柿谷へのパス、そして柿谷からエウシーニョへのラストパスは美しすぎた。そして今日スルーパスは両チーム最高の4本だった。後半は受け身に回る時間もあったが、実に「徳島ヴォルティスらしい」パスワークで仙台の攻撃をかわし、クリーンシートで勝利した。本当に素晴らしい夜だった。
岩尾の入団会見で「自分が加入して、勝点30を貰えるとかはいうルールはない」とコメントしたが、既に勝点6取った。もちろんそんなルールはないが、いけるんちゃうかな。これから上位対決が続く。非常に険しい道だが、迷いなく進んで行けそうだ。
岩尾のチャントが新しくなった。とてもいい感じ。最後に前のチャントを歌ったのは、2019年入れ替え戦の湘南ベルマーレ戦のゴール裏。欲を言えば、使い分けてくれるとうれしいかな。
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